磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

これを二人占め

2019年12月01日 17時30分41秒 | オフ・タイム

翌日も風はややあるものの、快晴! むしろ風があるから陽射しが和らげられます。

そんな中、ピクトンの港からクイーンシャーロットサウンドのクルーズです。
今回のNZ旅行で、ある意味、私が一番期待していたのがこのエリアへの訪問
でした。

自然が豊かなNZだけど、最も有名な南島南部は天候が不順。
ミルフォードサウンド苦労して行っても、なかなか晴天には恵まれない。
でもミルフォードまで行かなくても、同じような、いやひょっとしたらもっと
ステキな景色が、もっと手軽に、より南国風に、かつ高い晴天確率で見られるん
じゃないか。 というのもこの一帯はNZ一晴天率が高いんです。

ただこれもすべてお天気次第。
ホテルの予約はそうはいきませんが、クルーズなどのアトラクションは、日本からは
一切予約はせず、現地でギリギリまで天気予報とにらめっこして決める方針でした。

前日ネルソンに到着した時点で、この日の『晴れ』予報を再度確認した上で、空港
から、あらかじめ目星を付けておいた『ベイ・オブ・メニー・コーブズ(小さな
入り江いっぱいの湾)
』という全部で30室(戸)くらいで、安い部屋
でも一泊12万円以上するような  超高級リゾートでのブランチ・
クルーズを予約しました。




朝10時、地図中央下左寄りのピクトンを左下の小さな写真にある店員30人
くらいの小型クルーザーで出航です。乗っていたのは20人くらいかな。



このクルーザーはいろんな停留所を順番に巡っていきます。
我々の目的地であるベイ・オブ・メニー・コーブズは二番目のストップで、
30分ほどでした。ここからさらにいろんなところで、それぞれの人を
降ろし、2時間後にまたここに戻って来て、私たちを乗せて、ピクトンに
戻るという仕組みでした。




ところがベイ・オブ・メニー・コーブズで下船したのは我々二人だけ!!
ほとんどの人は、もっと先まで行って、そこからクイーン・シャーロット・トラック
という風光明媚だけどかなりアップダウンのきついウォーキングコースを1日から
数日掛けて歩く人です。

上陸すると、すぐにウエイトレスがやって来て、まず飲み物を聞かれました。
ここでは、メインのブランチメニューだけでなく、アルコール類も含めた飲み物、
デザートなど、すべて料金に含まれていました。



まずは乾杯。
当日のホテルの宿泊客は15名程度とのことですが、我々は宿泊客専用のエリア
には立ち入れないこともあって、ウエイトレスプラス1-2名のスタッフ以外とは
顔を合すことも無く、本当にこのブランチエリアを二人占めです。



それからブランチ・メニューから、私はエッグ・ベネディクト、ツノ坊はパン
ケーキを注文しました。

    

出てきてビックリ。特にパンケーキの見た目に感動です。
食べてみて、さらに感動! シナモン風味の生地にたっぷりジャムとソースが
かかっていて、フワフワ。



それをこんな景色を二人占めしながら食べる。 
食べながら、

 「ステキだな~」

 「最高だな~」

 「平和だな~」


途中から風が強くなってきて、我々が食事をしていた隣のテーブル用の日よけの
大きな重い支柱のパラソルが大きな音を立てて倒れました。もし我々のテーブルの
パラソルだったら、相当ヤバかった・・・
また同じようなことが起こるといけないので、



屋根の下に退避しましたが、ここから見る景色もまたいいんですね。
影が作る漆黒がすばらしいアクセントになるんです。


たった2時間の滞在でしたが、この時間が今回のNZ旅行で最も幸せな時間でした。

本当にピクトンに来て良かった。


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