さっきの記事に続けて、もうちょっと。
「時をかける少女」は、タイムリープという能力を入手したことで、不幸にして自分の掘る穴の大きさを変える力を入手した女の子の物語という風に読めます。
だから、せっせと穴の大きさを変えようとするんだけど、結局変えられない。
でも、そういう自分とやっぱり折り合いをつけて、エンディングになるので、これは、そうそう自意識過剰の物語ではないなと思っています。
村上春樹は . . . 本文を読む
先日、こんな記事を投稿して、中途半端な感じのまま、考えがまとまるまで、少し置いておこうと思っていました。
なぜ、この記事が中途半端なのかということをうつらうつらと考えていると、どうも、自意識過剰という言葉を、どういう意味で使っているかを明確にしていないところにあるような気がしてきました。
というわけで、ちょっと自意識過剰の定義を。
正確な表現を覚えていないのですが、俚言に「蟹は自分の甲羅の大 . . . 本文を読む