よんたまな日々

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ガンバ大阪vsコンサドーレ札幌

2008年07月02日 | サッカー
先だっての日曜日、ガンバ大阪-札幌をテレビ観戦した。
ガンバは今シーズン、これまでの圧倒的な攻撃力が影を潜め、得点力不足に苦しんでいる。
攻撃に軸足を置いたポゼッションサッカーというスタンスは変わっていないし、中盤でショートパスを回しながら隙をうかがい、勝負ポイントでクイックパスで決定機を作るということも従来通りできている。にも関わらず、前のバレーに決定力がないのか、逆にバレー以外の選択肢がないことが、ラストパスのバリエーションを減らしているのか、中盤の崩しが得点に結びつかない。
守備がそれほど堅くないのは昔からで、それは今も変わっていない。

上位から中位にかけてが団子状態になっているJ1で、勝ち点を稼げていない下位集団に甘んじているのが札幌と千葉という状況で、普通はガンバの楽勝と予想される試合であるが、札幌に新加入したアンデルセンがいいアクセントになっていて、ガンバの中盤からボールを奪った後、札幌はきっちりと攻撃を組み立てて来る。どちらが先制してもおかしくない状況の中で、何度か決定機を外していたバレーがようやく決めて先制。ここから、ガンバのペースかと期待したのだが、札幌の攻撃の勢いは止まらない。
結局前半のうちに追いつかれたが、得点感覚の戻ったバレーが前半のうちに追加点をたたき出してリードを守り、後半はようやくいつものガンバのペースを取り戻すことができた。
ただ、ペースを取り戻してポゼッションで優位に立った後に失点しまうのは、まあご愛嬌。
終盤でようやくガンバらしいサッカーを展開しましたが、少なくとも今日見た札幌は強かったですよ。
J1自体が大混戦となっていますが、それを象徴するような試合でした。
ただ、両チームとも軸足を攻撃に置いていて、面白いサッカーをしていたので、見ていて楽しい試合でした。

EURO後、すぐにこの試合を見ていたら、そういう感想じゃなかったかもしれないけど、土曜日に行われた他の試合を見て、EUROと全然違うって、さんざん文句を言った後だったので、楽しめたのかも。

ガンバの苦手な神戸戦とかだと、ガンバが圧倒的に攻めていても最後のパスがうまく出せず、むしろ神戸のカウンターに沈むケースが多いんですが、双方きちんと打ち合いをすると面白いですね。
そして、今年のガンバは打ち合いになると負けないのがちょっと頼もしいところ。
がんばって首位争いに絡んでほしいです。


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