プチ不幸

朝、仕事のことを考えていたら、早く目が覚めてしまった。
仕事の上で、嫌なことがあるのは当然で、楽で楽しいことばかりで、お金までもらえるほど世の中甘くない。ただ、それにしても中々うまく行かないことがあるものよ。
で、そういう朝を鬱々と過ごすのは、精神衛生に悪い。ブログでも書こうと早起きした。
うちの奥さんのお勧め本が面白かったので、それをブログにあげようと、夜明け前に本棚を探すが見つからない。こういう場合、うちの奥さんに聞けば即見つかるものだが、残念ながら熟睡している。昨日の朝、ここに置いてあって、気になって書こうと思ったのに、そこにない。
諦めて、シャワーを浴び、体重を計る。体重を記録しようと思ったら、記録紙が最後まで書き込まれていた。まー、早起きしているし、時間もあるからと、記録紙を印刷し、紙を切って貼り合せ、前の紙を捨てて貼りなおす。意外と時間がかかってあせるが、気持ちを落ち着ける。
そして、腹が減ったと、冷凍食パンを引っ張り出して焼こうとしたら、全部カビが生えている。他に食う物がないし、腹は結構減っている。しょうがないんで、いい加減な格好で近所のコンビニに買いに行く。まー、生ごみも出さないといけないので、ちょうどいいか。

急いでマンションのエレベーターに乗ったら、一つ下の階で、夫婦で乗り込んでくる人が。
いい加減な格好で出てきたのでちょっと恥ずかしいし、余計な時間がかかったので、やや焦り始める。

生ごみを集積所において、コンビニでパンを買って、急いで戻ってきたら、鍵を出すときに、マンションの入り口で、つり銭をばら撒いてしまった。すぐに拾い集めるが、1円玉が一枚行方不明。
ま、いいかと帰ってきて、食パンを焼き始めた時間は、いつもの時間よりすでにすっかり遅くなり、やや遅刻気味。

うーん。いちいち嘆くほどの不幸ではないのだが、何だか不機嫌になってくる。
まー、目の前にうまいコーヒーと暖かい食パンがあるので、これを楽しみながら、不機嫌の虫をなだめることにしよう。