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この記事に書いたように、私はギャンブル向きの体質ではないため、この年まで、ギャンブルはやらないで来た。
だから、ギャンブルについては何も書くことがないと思っていたのだけど、グラフリッターさんのコメントとブログ記事を読んでいるうちに、「やらなかったこと」について書けるなと、筆を執ることにした。
大学に入るまでは、ギャンブルという点では、非常に健全な家庭に育っていた。
両親ともにパチンコを含め、賭け事は一切やらない家だった。
唯一、正月に家族麻雀をやったが、ここでも金は掛けなかった。
正月に遊びに来て、特に麻雀指南をするおじさんが、よく
「お年玉くらい賭けようぜ。」
と言ったが、毎年、ひどいびりっけつになる私が
「絶対イヤ」
と断っていた。
そんな私が、ギャンブルの香りを身近に感じたのが、大学に入ってすぐ。
当時、大学のキャンパスで、「楽勝単位取得講義マニュアル」なるものがアングラ販売されており、それを買ったら、教養課程の各講義(主に選択科目)の楽勝度が、簡単な教授と講義の紹介の文章と合わせて書いてあった。たまたま私の買ったものが当たりだったのかもしれないが、文章が面白くて、自分の取る必要もない講義まで含めて、全部読んでしまった。
その序文。細部は忘れてしまったが、大雑把に以下のような内容であった。
「駅を降りて大学に向けて長い坂を上がってくると、なぜか、学生が一人、一人消えていき、門をくぐる頃には一人になっている。彼らが吸い込まれていくその先は、坂の両側に並ぶ怪しい雀荘。大学の入口にすらたどり着けないあなたへの強力な味方。それがこの楽勝マニュアル」
面白いけど、ほんまかいなと疑い半分で読み終えたが、実際に夏休みが近づく頃になると、あんなにたくさんいた学生達が、講義室からほとんどいなくなっていた。
私は、この記事に書いたような事情で、まじめに毎日講義に出ていたが。
みんな、本当に雀荘に行っていたのかどうかは知らないが、まあ、そういうこともできるような身分になったのだなと思った。
4年生になると卒業研究で、複数の研究室に配属されるが、私の配属された研究室の隣の研究室が、まさに雀荘と化していて、他の研究室からも打ちたい人がやってくる有様だった。
日中は流石に真面目に研究しているが、夕方4時くらいになると、ジャラジャラと音がしていた。
ちなみに、この記事の餃子パーティーが行われた研究室である。
ここで一曲、桃井はるこの「ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット」
だから、ギャンブルについては何も書くことがないと思っていたのだけど、グラフリッターさんのコメントとブログ記事を読んでいるうちに、「やらなかったこと」について書けるなと、筆を執ることにした。
大学に入るまでは、ギャンブルという点では、非常に健全な家庭に育っていた。
両親ともにパチンコを含め、賭け事は一切やらない家だった。
唯一、正月に家族麻雀をやったが、ここでも金は掛けなかった。
正月に遊びに来て、特に麻雀指南をするおじさんが、よく
「お年玉くらい賭けようぜ。」
と言ったが、毎年、ひどいびりっけつになる私が
「絶対イヤ」
と断っていた。
そんな私が、ギャンブルの香りを身近に感じたのが、大学に入ってすぐ。
当時、大学のキャンパスで、「楽勝単位取得講義マニュアル」なるものがアングラ販売されており、それを買ったら、教養課程の各講義(主に選択科目)の楽勝度が、簡単な教授と講義の紹介の文章と合わせて書いてあった。たまたま私の買ったものが当たりだったのかもしれないが、文章が面白くて、自分の取る必要もない講義まで含めて、全部読んでしまった。
その序文。細部は忘れてしまったが、大雑把に以下のような内容であった。
「駅を降りて大学に向けて長い坂を上がってくると、なぜか、学生が一人、一人消えていき、門をくぐる頃には一人になっている。彼らが吸い込まれていくその先は、坂の両側に並ぶ怪しい雀荘。大学の入口にすらたどり着けないあなたへの強力な味方。それがこの楽勝マニュアル」
面白いけど、ほんまかいなと疑い半分で読み終えたが、実際に夏休みが近づく頃になると、あんなにたくさんいた学生達が、講義室からほとんどいなくなっていた。
私は、この記事に書いたような事情で、まじめに毎日講義に出ていたが。
みんな、本当に雀荘に行っていたのかどうかは知らないが、まあ、そういうこともできるような身分になったのだなと思った。
4年生になると卒業研究で、複数の研究室に配属されるが、私の配属された研究室の隣の研究室が、まさに雀荘と化していて、他の研究室からも打ちたい人がやってくる有様だった。
日中は流石に真面目に研究しているが、夕方4時くらいになると、ジャラジャラと音がしていた。
ちなみに、この記事の餃子パーティーが行われた研究室である。
ここで一曲、桃井はるこの「ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット」
さて、同じく、大学生の頃、ある友人(男)に誘われて、夕飯を一緒に食べに行った。大学の近くの安い定食屋。そこで、食べ終わったあと、その友人が弱った顔をしながら、
「実は、今月空ッケツで、この定食屋の代金を払う金もない。今、ここで一万円貸してくれたら、二人分払っておく。」
まあ、家から通学している男を夕飯に誘うというのは、それくらいの話があるだろうと予想はしていた。ただ、当時の私の1ヶ月の小遣いが、1万5千円。
ここから、毎日の昼食と、本代、教科書代、通学定期代、あとはたまにある飲み会の代金を出さないといけない。結構ギリギリな日々を送っていた
ので、1万円借金されるのは実に辛かった。しかし、相手は日々の食費にも困る下宿生である。
「いつ返してくれる?」
「来月のバイト代が入ったら、必ず」
「じゃあ、いいよ。」
と身を切られる思いで、万札一枚を渡した。
さて、かなり倹約生活を送った一ヶ月が過ぎ、彼はきちんと借金返済に私のいる研究室にやってきた。
「長らく、ありがとう。」
「やあ、助かるよ。」
と伸ばした手に返ってきたのは、何かの半券。
「なんじゃこれ?どうすればいいんだ?」
「当たりのボート券。ちゃんと万馬券ならぬ、万ボート券だから、窓口で払い戻しを受けると、きっと2万円以上戻ってくると思う。」
競艇の当たり券かい。想像を超える事態にしばらく絶句していたら、
「ごめん、バイトで忙しくて、払い戻しに行けなかったんだ。」
と手を合わせて拝まれる。
「わかった。じゃあ、あと一ヶ月猶予を出そう。ただし、一か月内にきちんと換金して、うち一万円分だけをきっちり返してくれ。残りはもちろん、君の金だから、自分で取っておけばいい。」
「すまない。」
実は、自分もバイト代が入って、ちょっと苦しさがましになっていたところ。
しかし、ボートに使う金があれば、もう少し生活費に回せよと思うのは、きっとギャンブルをやらない男の理想論だろうな。
じゃあ次の曲。
吉田拓郎「落陽」
さて、そんな感じで、ギャンブルを回避し続けた私の人生。
会社の同期で親しい友人のY君が大のパチンコ好きでした。
先程のパーティー記事にも出てきたインド系アメリカ人のA君。日本人が大好きなパチンコとやらをやってみたいと私に言ってきた。Y君にも声をかけて3人で日曜日に行くことにした。待ち合わせはY君の馴染みの店で、なぜか8時半集合。眠い目をこすって集まり、開店前の長い列に並ぶ。開店時間になって、ゾロゾロと中に入ると、Y君は狙っている台があるらしく、ダッシュで台に着く。A君に
「僕らはどうすればいい?」と聞かれ、
「まあ、適当な台に座ろう」と、その辺の台に着く。A君と自分の分の玉を100円ずつ買ってきて渡し、それぞれの台にセットする。ダイアルを傾けると勝手に打ち出されるタイプで、二人とも一瞬でどこかに流れ落ちて終わってしまう。
A君は、肩をすくめ、
「これで終わり?」
と聞くので、
「そう。」
と答え、
「帰ろうか?」
と聞くと、
「何が面白い?」
というので、
「僕も分からない。」
と答えた。
Y君を覗きに行くと、当たったらしく、
「ごめん、ちょっと離れられないので、先帰ってて。」
との返事。
そのまま、パチンコ屋を出て、A君と近くの喫茶店でコーヒーを飲んで帰った。
「日本人はなぜこんなにパチンコが好きなのか、さっぱり分からない。」と言い続けるA君を宥めながら帰途に着いた。
「まあ、沢山のお金を賭けると楽しいのかもね。Y君が儲かったら、うまい飯でも奢って貰おうぜ。」
庄野真代「モンテカルロで乾杯」
モンテカルロと言うと、円周率を求めるための数値計算法で、モンテカルロ法と言うのがあった。一辺rの正方形を描き、その内の2辺を共有する1/4円を描く。
この図形の中にランダムに点を打ち、その点が円の中に入る数を拾う。
m個の点のうち、n個が円内に入ったとする。正方形の面積がr^2。1/4円の面積はπr^2/4なので、mが充分に多ければ、
n/m= π/4 となることから、円周率を求めることができる。
一万個くらいのmでバイトで買ったMSXパソコンで求めてみたが、三桁くらいの精度しかなくてガッカリだった。
何の話かさっぱりわかりませんね。
JリーグのTOTOが始まった時に、ようやく本気で賭け事しました。
全く当たらなかったけどな。昔のブログにもTOTO予想書いてましたね。
あと、仕事が辛い時に、宝くじを買って、アーリーリタイアの夢を見るなどもやりました。
これらの賭け事は、最初に決まった額を投入して、後は結果待ちなので、酷い目には遭いにくいです。
あとゲームも最初に決まった金額だけ投入するパッケージソフトが好きです。オンラインでガチャ回す奴は上限がなくて怖いですね。
何だかオチなしになった。
最後に一曲。
アニメ「賭ケグルイ」のテーマ
「歌舞伎町の女王」
二十歳のときに、叔父がパチンコ屋に
連れて行ってくれました。
5000円くれたので、パチンコ台に
イーン~
あれよあれよと、5万円になりました。
ビギナーズラックというやつです。
特に面白いともおもわなかったので、
あれ以来一切パチンコはやってません。
パチンコで生活できるなら、
パチンコ屋は潰れます。
潰れないから、やる人が支えてるだけです。
私の唯一のギヤンブルは
宝くじを一枚買うだけです。
たまに一枚で3000円くらい当たりますよ(^o^)/~~
ボクはパチプロもやってたし、パチンコ店の店長もやってましたが【絶対にオススメ出来ません!】
現在は全くやっていません。
パチプロと言っても生涯役に立つ技術や知識が身に付く訳じゃないし、誰かの役に立つわけでも感謝される訳でもありません。
当時は『店とボクの知恵比べ!』みたいな感覚でしたが、負けた人のお金が回って来てるだけでしたからね。
続ければ続けるほど虚さだけが募ります。
ボクの勤めていたパチンコ店は健全営業でしたが、健全ではやっていけないのが現実です。
それだけで分かりますよね…
健全な店は全て圧力をかけられ潰されてしまいました。
なのに最近は摘発されない…全て牛耳られている状況です。
怖いのはヤ⭕ザより…😰
ギャンブルをやらないのは正解です!最も賢い選択です。
というかギャンブルの道に巻き込もうと考える奴の思考回路が理解できないというか…… まさにクレイジーの境地なんでしょうね、これは
私自身、やってるギャンブルはやはり宝くじ、ロト6…… パチンコやスロットは怖くてゲーム版でしかできません
むしろギャンブルで声高にやれ、というのなら、ダービースタリオンやウマ娘……
これはコレである意味ダメな人間の典型例なのかもしれません
私も賭け事には殆ど縁のない生活を送っていましたが、パチンコだけは駄目でした。多分最初に大勝ちしたせいですかねぇ。
学生時代、東京にいた頃は家賃は一万八千円に電気・ガス・水道で二万数千円でした。それで仕送りが五万円だったかと。まあ、残りが二万円以上はあったので、生活は出来ていました。なのにパチンコにはまり・・・。
最後には月の内あと十日間がきびしくなり、袋麺を大量に買っといて一日一食生活をしていました。バイトもしておりましたが、何故かそれもいつの間にか消えておりました。
最初に大勝ちしたときには、テレビを買い一体型のステレオプレイヤーを買い、その他色々とかったのにな・・・。
その後社会人になってからは、賭け事は一切NG。付き合いという面から、それも良かったのかどうかわかりませんが。(´-ω-`)
ビギナーズラックにもとんと縁がありません。ビギナーズラックがあると、「呼ばれた」と思ってしまうのですが、そこでスッと撤退する翡翠さん立派です。
TOTOは5年間で五万円くらい投資して、帰ってきたのは、一万円。当たったのはその大物一件だけでした。
宝くじは、今でも思い出したら書いますが、300円以外は当たりませんね。
ゲームでもなかなか当たりを引かないので、家内からも呆れられる引きの弱さです。
また、遊びに来て下さいね。
そして、パチプロやパチンコ店店長なんて、意外な経歴にもビックリしました。
パチンコ屋は最近減ったとはいえ、ほぼどこの駅にもありますよね。私の記事のA君ではないですが、本当になんでこんな密度であるのか不思議です。うちの近所なら、本屋よりパチンコ屋の方が圧倒的に多い。
翻って考えれば、パチンコ屋は「儲かるから」ですよね。
ご指摘ありがとうございます。うむ、あのチンジャラの中に踏み込まなかったのは正解でした。
ノグブロックさんの自転車記事、楽しみにしております。また、遊びに来て下さいね。
ノグブロックさんからもコメントいただきましたが、パチンコはじめ各種ギャンブルは手を出さないが正解ですよ。絶対胴元が儲かる仕組みなので。
Y君もよくパチンコ誘ってくれましたし、ボート券の彼も、私をボートの窓口に連れて行くことで、巻き込もうとしていたのかもしれませんね。
後ろ暗いことをしている感覚があれば、共犯者を増やしたくなるのかしら。
ゲームの話もいつかブログに書こうと思います。グラーフリッターさんも、トロコンいっぱいやってるじゃないですか。これは拘りの証なので、トロコンできるとすごく誇らしい気持ちになります。私はP4しかトロコンしたことないですが。
ワクワクする記事、楽しみにしております。こちらにもまた遊びに来て下さいね。
学生の一人暮らしは、誘惑が多くて大変かも。雀荘、競艇、競馬、さらに怪しい宗教団体や、ネズミ講、自己啓発セミナー、先物取り引き。
福住でアパート一人暮らししていた頃も、怪しい訪問勧誘や、電話勧誘いっぱいありました。
からくさんの場合は、絶対小説の肥やしになっていると思いますよ。もしかしたら、授業料高過ぎたかもしれませんが。
音楽と小説のブログ、更新楽しみにしています。格好いいんだよな。