先日、家事ヤロウで、余った卵の殻の使い方というのをやっていて、水筒に卵の殻二個分を投入し、水を入れて、一分間全力で振ると、とても綺麗になるそうな。
我が家でも、家内が食べたゆで卵の殻を、私の水筒に入れ、愛娘が全力で振ってくれて、すごく綺麗になりました。
念のため、私も自分の弁当に入れたゆで卵の殻を取っておいて、もう一回、自分で、全力で1分振るチャレンジ。長年の茶渋が綺麗に取れて、中はピカピカになりました。
この水筒、寝る時に枕元に常備してあり、真夜中にトイレに起きた後、グビリと一口お茶を飲むのに使っております。
綺麗な水筒にお茶を入れるのが気持ちよかった。
綺麗になったというと、加湿器。
そろそろ寝室の暖房をタイマー仕掛けで、明け方に勝手に入るようにしたいと家内から相談がありました。
「やろうぜ！」と全面賛成すると、
「でも加湿器が・・・」
「ああ、部屋の埃汚れがな。」
中に茶色の粉がびっしり貼り付いて剥がれないのです。
「クエン酸洗浄で取れるかな？」
「わかった、週末やってみるよ。」
と、会話したのですが、寒さに耐え兼ねたのか、週中のある平日に家内がクエン酸洗浄仕掛けました。
その日の夕方、加湿器の中を見ると、澄んだ水で満たされているので、
「流石、ママ、綺麗になったね。」
と喜んでました。
ところがその日の夜、食洗機に皿を詰めていると階下から、
「ねえ、この水、本当に入れ替えたの？」
と声が聞こえるので、
「何もしていない」
と返事をして、作業の続きをしていると、階下から、続いて、ゴンゴン、ゴー、ガタガタという音が聞こえます。
私の目には、家内が入れ替えて綺麗な水になったと見えていたものは、単にクエン酸洗浄で中の埃を浮かべた水だった模様。物音から、
「寝る前の眠い時間に、こんな面倒な作業させやがって！」
という家内の怒りが伝わって来ます。
食洗機が終わったら、今度は明日の弁当を詰める作業があるのですが、今夜はゆっくり作業して、家内が寝室でのびのび過ごし始めてから、階下に降りたほうが良さそうです。
今日の一曲目。MOEKAさんで「セカンドラブ」。
さて、そんな我が家もついに低温調理器に手を出してしまいました。
家内のリクエストで買った調理器は、鍋に指すと、中の水を温めて一定温度を維持し、温泉卵や蒸し鶏、蒸し豚をじっくり作ってくれる機械です。
我が家には、昔私が落として、蓋が閉まらなくなった背高鍋があり、夏の間、エアコンの室外機の水冷システムとして働いてくれたのですが、冬の間は低温調理器の相棒として、働いてもらうことになりそうです。
家内が早速命名しました。上の取り付け部分が「アイリスさん」、下の背高鍋が「オーヤマ君」だそうです。
隣に並んでるのが、一緒に買った、全自動ゴマスリ機です。手動ゴマスリミルが前任者でいたのですが、手でスリゴマ擦りやるのが面倒になったそうで。
さらに、家内がフォローしている某おっさんツイッターで、「加齢臭しかしなかった自分の身体から、女子高生の香りがして、ビックリ‼️」と大絶賛だったので、買ってみたとのこと。
デオコというボディーソープです。
私も一応加齢臭には気をつけていて、朝シャワーで、顔のTゾーン、耳の後、脇の下、胸、足の指の間は、念入りに洗っているのですが、それでも愛用のダメソファーから、枯れ草の匂いがすると家内に言われた時はショックでした。
加齢臭を女子高生の香りで上書きするなんて、何考えてんだロート製薬。
早速使ってますが、自分のシャツを脱ぐ時に、確かに甘いミルクの香りがして、ビックリでした。おっさんが、こんな甘ったるい香りさせながら街を歩いていていいのか、よくわかりませんが、加齢臭させているよりはマシでしょ。
何かうちの奥さんが衝動的、暴走的に色々買った中で、もう一品。
ベルト式の血圧測定器を寝室に設置しました。タニタの500g単位で測れ、スマホと連動する体重計を愛用しているのですが、同じタニタの血圧計です。タニタの健康管理アプリと連動します。
家内が朝起きて、娘のお着替えをさせる前に測れるよう買ったそうですが、私は以前からオムロンの、腕を差し込むタイプのものを愛用しておりまして、朝五時前に起きて、食洗機の中の食器を片付けた後、朝シャワーの前に、ダイニングで使っております。
家内に勧められて、五時前の真っ暗な寝室で使おうとしたのですが、液晶バックライトなく、暗くて何も見えず、家内や娘が寝ている寝室で、安らかな眠りを妨害せずに使うのは無理と、早々に諦めました。
じゃあ、二曲目。
栗林みな実で「桜時計」。
さて、そんな暴走する家内と出会ったのが、歩道の自転車専用レーンを二人で並んで、フラフラと歩く酔っ払いおっさん。
普段から家内は、歩道を塞ぐ通学の中高生や、バス停で広がってバスを待ち、通路を塞ぐサララーマンにかなり苛ついていました。
保育園の帰路は、それほど不愉快な目に遭うこともなく帰って来れていたのに、そこで酔っ払いが自転車レーンを塞いでいる事態に遭遇し、激しく怒りを覚えました。
そして、一応ベルを鳴らして警告を発したものの、無視されたことで、激情の赴くままに、その酔っ払いに後ろから自転車で激突しました。
驚いたおっさんが、
「おんどりゃー、何すんねん！」
と怒鳴る横をすり抜けて、帰ってきたそうです。
ちょうどその日は私は在宅勤務で、帰宅した家内と娘を出迎えに玄関に行ったら、愛娘は、放心したかのように、上り口にぺったり座り、家内も表情が固い。
異常を感じて、話を聞くと、そのような目に遭ったとのこと。
話の途中で娘に「よしよし、怖かったね。」と頭をポンポンしてあげると、
「怖かったー！」と叫んで、パパに抱きつき、大声で泣き始めた。
家内には、子供に危険が及ぶ可能性があるので、子供連れの時には無茶をしないでとお願いしました。
家内は、「先方が道路交通法違反をしているのだから、『警察に行くぞ』と言えば、こちらの勝ちだ。」などと主張しておりましたが、「勝ち負けじゃなくて、愛娘が危険か安全かで判断して。」とお願いしました。
例えば自転車がぶつかった後、向こうがタバコを咥えていて、そのタバコを愛娘の顔に向かって、吐き捨ててきたら？
ネット記事にあったんだけど、アメリカ在住の日本人が国内で高速道路を通っていて驚いたそうな。それは日本人がちょっとしたことでクラクションを鳴らすこと。アメリカで同じことをすれば、鳴らされた相手がいきなり、ショットガンをぶっ放す可能性があり、命の危険に晒される可能性がある。だから、クラクションを鳴らすような事態を徹底的に避けて、安全運転に徹するそうな。
後は韓信の股くぐりの話など。
私は中学生の時、荒れる中学校にいたので、オラオラ系ヤンキーの知り合いには事欠かず、学校の制服の中にナイフを忍ばせている奴など平気でゴロゴロしている環境にいた。そんな中で屈辱的平和外交を選択する場面も多く、自分の自尊心とどうバランスを取るかが、重要な課題であった。
韓信の股くぐりの逸話は、そんな自分に大きな慰めとなった。
一方家内は、小学校で、誰もが腫れ物に触れるが如く扱うヤクザの娘に、直言して喧嘩となり、周囲をハラハラさせながらも、自分を押し通した武勇伝の持ち主。インテリ才女でありながら「喧嘩上等」オーラを出すことで、一部のヤンキー女子と常に対立し、結果同性にモテモテだったらしい。
私もそういう「蟷螂の斧」的な気質に惚れたので、強くは言えないが、愛娘がまだ自分の身を自分で守れないうちは、その斧、しまっといてくれませんか。
ということで大変な事件に遭遇し、家内や愛娘はもちろん、私も激しく動揺した週半ばを過ごしました。
一方で、子供連れだからと舐めていた酔っ払いおっさんは、驚いたことでしょう。子供を連れた母熊には手を出すなと言いまして、子供を危険から守る為に極めて攻撃的になっているのですよ。覚えておきなさい。
最後に三曲どうぞ。
まずは北口和紗さんで「はじめての出来事」。
次が、野田愛実さんで「情熱」。
そして、最後、中森明菜の「セカンドラブ」に対するアンサーソングかと邪推してしまいました。
Ms.OOJAで、「First Love」。
皆さん、最新アルバムが販売中だそうです。買って下さいね。
それではよい週末を！
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