よんたまな日々

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今週の暴太郎戦隊ドンブラザーズ、鎌倉殿の13人、スパイファミリー

2022年06月02日 | ネット生活

今週の暴太郎戦隊 ドンブラザーズは、「さよならタロウ」という話。

喫茶どんぶらに、クレーマーのおばちゃんが来店。熱過ぎるコーヒーで手を火傷したと難癖をつけます。

バイトの鬼頭はるかが対応しますが、見るからにクレーマーというおばちゃんに明らかに不信感を示しながら、
「お代は結構ですので、お引き取りください。」
とやってしまい、
「あたしの手はどうなるのよ!」と怒らせてしまいます。

激怒するおばちゃんにタジタジとなるはるかですが、五色介人マスターがおばちゃんの手をそっと握り、跪いて、
「おいたわしい」
と手に優しくキスをします。
思わずポッとしてしまったおばちゃんは、机の上に一万円札を置いて、
「お釣りはいらないよ。」
ととても満足した様子で、去っていきます。

鬼頭はるかは(なぜか)カメラに向かって小さな声で
「あのマスター意外とやり手」とつぶやきます。

その喫茶どんぶらに、再び、犬塚以外のドンブラザーズ全員が集まっています。5人中4人の正体がわかったので、親睦会を開くそうな。鬼頭はるかが五色介人も参加させようとします。桃太郎弱体化の回で、ブラックゼンカイジャーに変身し、皆を助けたのを覚えていて、ヒーロー仲間だと思っていた様子だが、クールに無視する五色介人。
そしてみんなでイヌブラックの正体を推理しますが、皆大外れ。
雉野さん、あんなに犬塚さんと仲良くしているのに、彼がイヌブラックだと気付かなかったのですね。そのことが逆にびっくりだわ。

ここで、いつもの桃井太郎が。早速全員にダメ出し。厳しく欠点を指摘します。
お供達が、「僕らは褒められて伸びるタイプだ」と主張し、長所を伸ばす指導を求めますが、無理に褒めようとして、再び仮死状態になる桃井太郎。嘘を吐くことも、褒めることも生理的にできない困ったちゃんのようです。
タロウの暴虐に猿原さんがボイコット宣言。お供なしで一人で戦えと桃井太郎に言い放ちます。

一方の脳人達は、桃太郎レッドが、脳人達の王国を滅ぼそうとして、逆に滅亡させられたドン家の末裔であり、ソノイ達の不倶戴天の敵であることを確認します。桃太郎レッドを何としても倒すことをソノイ、ソノニ、ソノザの三人で誓います。

再会した変身前のソノイと桃井太郎。人を褒められない悩みを話す桃井太郎にソノイは優しく寄り添い、お互いに不倶戴天の敵がいることを告白し、目的達成の暁には一緒におでんを食べに行くことを誓い合う二人だった。
って、お前らも、お互いの正体知らんのかい!一話でいきなり、鬼頭はるかの目の前で変身したやないかい!

さて、この後、クレームおばちゃんが、バーゲン会場で大暴れ。バーゲンの品を独り占めしようとして、全員の「帰れ」コールを浴びます。
クレームおばちゃんは、夫が先に亡くなり、息子も一人立ちして、うるさがられており、淋しさから、クレーマーになった様子。孤独に耐えられず、「かまって」怪人獣電鬼に返信します。
公式ページで知ったのですが、獣電鬼は消されずに人間に戻ると、キョウリュウジャーのコインを落とします。過去の怪人達も、コインを落としており、それぞれ過去の戦隊達のアイコン。それを五色介人が集めているってことは、この世界、ゼンカイジャーにこの後繋がる世界線なのでしょうか?

ソノイと戦い、相討ちになって、一瞬変身が解け、ようやく相手の正体に気付くソノイと桃井太郎。そこへ、獣電鬼が襲いかかり、追い詰められる桃太郎レッド。見てはおれんとやっと、オニ、サル、キジが参戦し、桃太郎、イヌと合流します。全員揃えば無敵。巨大ロボットに変身し、獣電鬼を無事倒します。

一緒に見ていた娘が「応援する!」と、オモチャのスマホを探して来ます。
スマホアプリでミサイル発射できるから、みんな安心してと、テレビにスマホを向けた時にはもう戦闘終了しており、パパが愛娘に、
「残念、手遅れだったね。」
と言いますが、なぜか攻撃ポーズを決めたままの娘。
テレビの中では、勝利に喜びながら、巨大ロボットから解体され、変身も解けて、喜び合うお供達。そして疲労のあまり、片膝をついた桃井太郎の頭上から、ソノイが現れ、桃井太郎を一刀の元に切り捨てます。

呆気にとられる父。娘はソノイが現れるのを待ち構えており、
「行け!ミサイル発射!桃太郎を守れ!」と叫んでいます。

「娘ちゃん、桃太郎が倒されるのを予想していた?」
「パパ、今日は『さよならタロウ』の回だよ」
「娘ちゃん、偉すぎ」

テレビの中では、ソノイが桃井太郎から弱点を聞き出し、変身が解けた直後に動けなくなることを知るシーンをソノイの回想で。嘘の付けない桃井太郎は、敵にも正直に自分の弱点を教え、ソノイは、姿を消して、その瞬間を待っていたのでした。
そして、次回予告。桃太郎レッドが死んだので、次回は桃次郎登場だそうです。

「ごめんね、守ってあげられなかった」
と悲しそうな愛娘。
そして父は、予想外の展開と娘にストーリー読み負けたことに衝撃を受け、呆然としておりました。

とりあえず一曲。
「Long Long ago」仮面ライダーブラックのエンディングをJhona さんのカバーで。

衝撃の死と言えば、鎌倉殿の13人。
今回は奥州藤原攻めと期待して、藤原泰衡軍と戦う頼朝軍の勢力などを下調べして、番組鑑賞に入ったのに、いきなり頼朝の元に泰衡の首が届けられる展開。そして首を届けて報酬を期待する武将の首をいきなりはねる展開に、しょっぱなから、置いてきぼりを喰らいます。

この泰衡の首を取った男、番組終わった後にネットで調べたところ、比内の家臣 河田次郎というもの。
泰衡は、攻め寄せる頼朝から奥州平泉を守るために、自らの居城を焼き払い、かつての郎党であった河田次郎を頼るも、裏切られて首を刎ねられてしまう。

頼朝の怒りを買ったのも、河田次郎の旧主の恩を仇で返す振舞いに対するものと思われます。

とにかく、頼朝の恐怖政治は全ての者を殺します。
平家の者も、義経も、義経を匿った泰衡も、その泰衡の首を取った河田次郎も。
プーチンの独裁も頼朝の恐怖政治も、支配下に置かれる側も恐怖ですが、支配者もおそらく、恐怖に突き動かされて、全ての邪魔者を始末しているように見えます。
この恐怖政治は、頼朝の死後、義時に引き継がれるのですが、最近の義時が、小栗旬の名演技で、徐々に無表情になって来るのも怖い。
サブタイトルの「仏の眼差し」は、奥州の中尊寺金色堂の仏様かと思っていましたが、いきなり予想を裏切る展開。

北条義時の父、時政に子供が生まれて、お祝いの席に、大姫が現れます。
大姫は発狂して亡くなったと聞いていますが、このお祝いの席で狂人ぶりを見せつけます。
我が子を見て、目を細める時政に、
「お爺様、元気を出してください。元気になる呪文を教えてしんぜましょう。」
と来る。周囲の人の制止も聞かず、祖父が元気になるように、イワシの頭で呪具を作ろうとして、ぐしゃぐしゃにしてしまったり、自ら「葵の上」と名前を変えたことを宣言したりして、周囲の人がドン引きする有様。
うちの奥さんによると、「葵の上」は源氏物語中で死者として存在感を発揮する人物とのこと。その名を名乗るというのは、「私は既に死んでいる」と主張するようなものであるとのことでした。

狂人演技で大姫は仮想的に死の世界にいることを示し不幸を感じさせた後で、対照的なのが義時の奥さん、八重さん。孤児院と呼んでもいいくらいに、救われない子供たちを集め、慈しみ育て、迷う夫義時もしっかり支え、我が子金剛にも惜しみなく愛を注ぐ。

この様子を見て、思わず、
「八重さんって、吾妻鏡に死期が書いてないし、いつ舞台から降ろすかは、三谷脚本次第なんだよな。」
と呟いてしまう。

不吉な予言に一瞬顔を顰める家内であったが、この後、八重さんは、預かった子供の一人、鶴丸が川の中の岩で流されそうになり動けなくなったのを見て、川辺で殺された最初の息子千鶴丸を思い出し、川に飛び込んで助けに向かいます。
その様子を見て、通りかかった三浦義村が同じく川に飛び込み、八重さんから鶴丸を受け取って、岸辺まで連れてきて、鶴丸を「もう大丈夫だ」
と励まします。
その様子を見送って安堵の表情を浮かべた八重さんは力尽きて…

これがまさかの仏の眼差しだとはと絶句してしまいました。

この後、鎌倉はますます凄惨な内ゲバの現場になるだろうから、まだ、八重さんは比較的穏やかな死を迎えたほうだと思いますが、それにしてもこの作品の救いのなさよ。

一方の義時は、この時、伊豆に造成されているお寺を訪問しており、見事な阿弥陀仏を奉納した運慶と、仏様を前に酒を吞んでいました。
優しく美しい妻について語る義時の表情と現実の対比が何とも苦々しい一話でした。

ちなみに上総広常の処刑の回も、番組当初に、「最初に謀反の疑いで処刑になるのが、この上総広常だよ。三谷脚本でいつ殺されるのか分からないけど、頼朝恐怖政権の始まりだね。」
と言ったその回がまさかの上総広常退場回。
二回目の予言成就に少し得意になるよんだに、たまは、「その予言は、よんだキャラでなく、粉雪キャラの仕事ね。」
と鋭い指摘。
怖いものに敏感に反応する粉雪、たまにいい仕事します。

次の曲をどうぞ。「light color」



一方のスパイファミリー。

今回は、ロイド・フォージャーの偽装妻、ヨル・フォージャーの弟、ユーリ・ブライアが登場です。
ユーリ・ブライアは、敵陣営の秘密警察の警察官ですが、姉には、外交官と偽っております。なぜか、弟に結婚したとの連絡を一年も入れ忘れていたヨル。

大変なシスコン弟、ユーリは、冷たい姉に怒りながらも、怪しい夫ロイドの正体を暴いてやると勢い込んでやって来ます。

実は、うちの愛娘は、アーニャ大好きなのですが、今回、ユーリの紹介のための前半部、ユーリが秘密警察の業務で、凄惨な尋問を行うシーンで、「怖い」と泣いて、テレビの前を離れ寝室に離脱。

番組中で、アーニャも、ユーリの到着が(凄惨な尋問で)夜遅くなり、先に寝てしまいます。アーニャちゃんには、ユーリの心の中を覗くとトラウマになりそうなので、寝てもらえてよかった。娘も今回は心の安寧のために、席を外してもらってよかった。

結果、スパイと暗殺者と秘密警察、夫と妻と義理の弟という二重役割の情報ゲームが普通に展開され、非常に楽しい状況となりますが、中途半端なところで終わってしまい、酔っぱらったユーリが自らグダグダ展開を招き、結果は次週に持ち越されたのか?という結末でした。

橋本環奈のカバーで「セーラー服と機関銃」


仕事も不調。カバーの為に残業したり、ちょっと頑張ると、歳のせいか、ドーンと疲れてミス多発。

休みの日は、冬服片付けしたり、ママが歯医者に行っている間に娘と、すみっコぐらし映画館を組み立てたりしていました。ママがうちにいる間は、ポケ森対応で、ママや娘にスマホ貸しながら、本読んだり、昼寝したり、散歩していたら、あっと言う間に週末が終わってしまった。
スマホが近くにあれば、咄嗟に調べたり写真撮ったり、ブログに書いたりすることも、諦めて無為に過ごしていると、それはそれでこの無駄に流れる時間が、ちょっといい感じで。
このままブログ抜けしそうと思った一週間でした。

イヤイヤ、このまま、流されはすまい。仕事もネットも、もう少しダメにしがみついて行きたい。

今日最後の曲。
ROLLYの「タイムマシンにお願い」。



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