深夜1時半
ぱりぱり パリパリと 音がする
ネズミにしては 音の種類が違うようだ
それも 天井ではない
むむむ
母の寝ている部屋のようである
「あはは あはは ほらなぁ・・」
突然 笑い出す
ぱりぱり パリパリ
「おいしいやろお~」
「あはは あはは 」
どうも 誰かと一緒に お菓子を食べているらしい
実際に覗いてしまうと
また複雑な話になりそうなので
雰囲気だけを 味わって
私は寝た。
明くる朝
ぐぅぐぅ寝ている
放置していたら
起きてきたのは お昼の一時
これだとまた 夜 寝ないかもしれないと思いながら
まぁ お互い 害にはなっていないようだから
自然に任せる事にする
つい先ほど
「あやちゃ~ん どこいったのぉ
」
『もう 帰ったよぉ』
「あら? 私どこへ行ったらいいのかしら」
『うんうん テレビ見て 眠くなったら その部屋でゆっくり寝たらいいのよ』
「あら そぉ それだったら みんなが心配してたらいかんから
あなた~私のお家に電話しておいてねぇ」
『はいはい おまかせくださ~い』
ちょっと前までは
この辺から 同じ話の繰り返しになって
どうしても 我が家に帰らなくてはいけないから
「外に出しておくれ~」ということになって
すったもんだしたものですが
漢方薬のおかげかどうなのか
話が終わるのが早くなって
素直になっとくしてくれるようになりました
母と 幻と 文旦と & ツムラ抑肝散エキス顆粒(医療用)

2018年1月15日撮影 クロちゃんのように思う