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医学博士も危険視する「髪染め」と「ガン」の恐るべき関係性

2017年09月01日 11時24分55秒 | 病気・健康・美容

 

今の時代、白髪を隠すためだけでなく気分を変えたい時など、ヘアカラーを気軽に楽しむ人はたくさんいます。

また、くせ毛の人がストレートパーマをかけるのも珍しいことではありません。

以前も白髪染めの危険性に関する記事をご紹介しましたが、

メルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』の著者でNY在住の医学博士・しんコロさんは、

髪染め液やパーマ液が血中に吸収されることで起こりうるリスクについて警告しています。

 

ストレートパーマと髪染めの害

ということで、僕は経皮吸収されるものの害が存在するということは意識していました。しかし、その説をサポートする信頼できる科学的根拠が20年前は多くはありませんでした。がんが先進国の中で深刻な社会問題となっている今、そういった製品の身体への影響もやっと研究されてくるようになりました。そんな中、ニュージャージー州のRutger大学の公衆衛生科のグループが先月国際誌に発表した研究が目にとまりました。ニューヨーク州とニュージャージー州を対象にした疫学的調査ですが、ストレートパーマ剤や化学染毛剤を定期的に使用しているアフリカ系米国人および白人女性は乳がんのリスクが増大しているという内容でした。

調査は4285人からデータを取っていましたが、暗い色に染める化学染毛剤を使用していると回答した黒人女性では、そうでない黒人女性よりも乳がんのリスクが51%も高いという結果でした。さらに、ストレートパーマ剤を使用していると回答した白人女性は乳がんリスクが74%増大していました。さらに、ストレートパーマ剤と化学染毛剤の両方を使用している女性の乳がんリスクはさらに増大しており、全く使用していない女性と比較すると2倍を超えていました。

ただし、黒人女性と白人女性では文化が異なるため、好んで使用するストレートパーマ剤や化学染毛剤の種類も異なってきます。この研究ではどの製品を使っているかまで突っ込んでいませんが、実際にはどの製品に含まれるどの成分が危険なのかを疫学的調査で関連付けし、そこから発がん性の医学的試験を行う必要があります。とはいえ、今回の疫学調査は最大規模の黒人女性集団を対象としているという点で、今後の研究に対する多くの問題提起をしたと言えます。

 

他の過去の研究でも、暗い色に染める染毛剤を長期間使用している女性では、致死的非ホジキンリンパ腫と致死的多発性骨髄腫のリスクが4倍に増大していたという報告があります。他にも、暗い色に染める化学染毛剤と膀胱がんリスクとの関連も過去の研究で報告されています。これだけ疫学データが揃ってくると、その相関はもはや無視できないレベルで、さらに研究をしなければなりません。

いずれにしても、ある種のストレートパーマ剤や化学染毛剤が身体に悪影響を及ぼすリスクは真剣に受けとめる必要がありそうです。「髪の毛だから大丈夫」というわけではなく、我々が想像する以上に、髪から毛根を通して頭皮や血中に化学物質が吸収されるのだと考えられます。習慣的に髪染めやストレートパーマをしている方には心配な話題ですが、今後の研究に注意を払うのが賢明だと思います。

 

 

世の中には 怖い話もいっぱいありますが

避けて通れるものは 避けて通りたいものですね


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