「医者は話を聞かない奴ばかりだと…」がん患者が語った本音【医師の実録】
・・・前略・・・中略
医療現場における「能動的に聴くこと=傾聴」の重要性
ここでは傾聴について考えてみたいと思います。 聴くという行為、それは単に耳を傾けるという受動的な行為ではなく、語る側の言葉を受け止めるという能動的な「聴く」が重要であると考えられます。緩和ケアの世界でよく語られる「傾聴」とは、この能動的に聴く行為であると思われます。 この場合、聴く側は、語る側にとって無視し得ない、意味のある存在でなければなりません。そういう人に言葉(言葉だけではないかもしれませんが)を受け止めてもらってこそ、語りがいがあり、語る側と受け止める側のキャッチボールのなかで、信頼関係も構築され、語る側が変わっていく原動力が生まれる可能性もあるかと思います。 傾聴という行為、病める人の言葉を受け止めるこの行為は、他者を迎え入れるという、いわゆるホスピタリティーにも通じるところがあると思います。医学的にはすでに何らなすすべがなくとも、傍らにたたずみ、病める人を見捨てることなく、ただ受け止める。これが自然な形でできたとき、医者として以上に、人間としての喜びを感じます。
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矢野 博文 1957年7月徳島市生まれ。1982年川崎医科大学を卒業。
以後病院で麻酔科医として勤務。2005年3月よりたんぽぽクリニックで在宅医療に取り組む。
とても素晴らしいお話だと思って感動しています
皆さんに知って欲しい理想のお医者様です
いま 日本に 何人いらっしゃるでしょうか?
私が住んでいる町医者でも 三分診察ですよ
そうそう 乳がん手術後一年半して久しぶりにあった人の話ですけれど
「一応放射線治療を無事終えたのだけれど 頭がねぇ これなのよ」
と言いながら カツラを取って見せてくれました。
「髪がチジレ毛になっちゃって 前髪なんかまだ伸びてこないのよぉ」
と悲しそうでしたが 命は救われました。
私の犬の話と ごっちゃごっちゃしながら
「四つ足のお肉は食べないように!加工肉は食べないように!!
甘いものも控えて お野菜をたっぷり食べて下さいね。
あなたに栄養が行き過ぎると 癌細胞も喜びますから!!」
そんな風に女医さんに注意されてきたのだそうです。
だからお勧めは 鶏肉 ササミ
なんと 我がワン公たちの好みではないですか
その女医さんは乳がん専門医ですが
乳がん関係には女の先生ばかりで マンモ検査も 女の子だそうです
レントゲンも注射も 乳がん患者さんには すべて女性がつきます。
だから若い患者さんでも 恥ずかしい思いをしなくて済みますから
いま とても流行っているそうです。
最初の矢野先生のお話とは 少し違う事かも知れませんが
患者の気持ちになって下さると言う事は とても嬉しい事なのです
こんな素敵なお医者様が増えると ありがたいですよね
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