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母の同室は 不思議な住民ばかり

2018年05月20日 18時47分31秒 | 母の歩み

昨日入院の 今日なんだけれど

もう一か月以上も入院している気分。

 

すでに三度目の部屋替えだけれど

 

今の部屋の住人からは

まだ一言も声を聞いたことがありません

 

お昼ご飯は 遅刻したので

晩ご飯には 早く行って 母と一緒に相撲を見たいと思いました

5時半予定の晩御飯ですが

私が到着したのは 5時前

 

看護士さんたちは バタバタと

患者のおしっこの片づけをしていました

 

なるほど・・・・・

 

となりの夢見るお婆ちゃんは

布団の端から 太い管が出ています

以前の母の時より ずっと太いので

根元がどうなっているのか気になりましたが

 

看護士さんは慣れた手つきで

外につられている尿袋を開けて バケツに移していくだけでした

 

そうだよねぇ

病気とか怪我で入院している場合は

尿量の計測もあるのだけれど

こんな風な 夢見るだけのばあちゃんには

もう必要ない事なのかも知れません

 

鼻から栄養を送るようなのですが

お肌の色加減と艶は うちの母よりずっと綺麗です

時々目も開きますから

ご挨拶も必要かとも思ってもみますが

何の反応もありません

 

もう一人のお婆ちゃんは

時間が来ると

がーがー ずぅーずぅーと

痰をとってもらいます

 

一人のお婆ちゃんは

テレビを付けていますが

言葉は聞いたことがありません

母の様に 食事が出てくる様子もありません

 

もう一人のお婆ちゃんは

いつ見ても横を向いたままです

 

なんだか

不思議な世界です。

 

一人 相撲を横目で見ながら

自分の生まれた里の 友達の話ばかりをしている

わが母は 幸せなのでしょうか

話し相手になっている私は 

やっぱり その時代の 親友役なのです

「綾ちゃ~ん」 なんだってさ

 

 

3ヶ月前  /  15リアクション  /出典:omgmariatavareslove

http://fancylady2012.tumblr.com/post/170754754430

 


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