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NHK あさイチ プレミアムトーク 村木厚子 「若草プロジェクト」

2019年01月18日 10時09分38秒 | 命・心

昨日のお話は 聞こえない・話せない 家族縁が希薄

そのような子供たちを キリストの愛で救うと言うふれこみの

インチキ施設のお話でしたが

 

今日は NHK あさイチ 村木厚子さんのお話です。

 

プレミアムトーク 村木厚子

今から10年前、全く身に覚えのない「郵便の割引制度をめぐりうその証明書が発行された事件」で逮捕・起訴され

その後、無罪が確定した元厚生労働省事務次官の村木厚子さん。(※事件当時は、局長)

その勾留期間は、164日にも及びました。極限状態の村木さんを支えたのは、家族と友人からの支援。

そして何よりも、娘への思いです。いつか2人が困難に直面したとき、

「あのときにお母さんもがんばれなかった」とならないために・・・この思いが心のつっかい棒になったと言います。

そんな中、拘置所で見かけた罪を犯した若い女性たちが気になりました。

「ここにくるまでになんとかならなかったのか」。そこで、退任後に取り組んだのが「若草プロジェクト」。

貧困やDVなどで苦しむ若い女性のSOSに確実に支援が届く新たな仕組みで、

瀬戸内寂聴さんと一緒に呼びかけ人となって設立。

「あきらめたら何も変わらない」と官から民に移った今も精力的に活動しています。

 


「結婚・出産しても働き続けたい」男女雇用機会均等法が施行される8年前に労働省に入省。

37年半の公務員生活では、子連れで地方への赴任も経験した村木さん。

家事・育児と仕事はどのように両立してきたのか。

村木さんのさまざまな工夫や経験は、すべての女性に役立つヒントとなりました。

「若草プロジェクト」

ホームページ:http://wakakusa.jp.net/

紹介した本

・村木さんの著書「あきらめない」 作/村木厚子 日本経済新聞社出版
・絵本「花さき山」 作/斎藤隆介 絵/滝平二郎 岩崎書店
・「一日一生」 作/酒井雄哉(ゆうさい) 朝日新書
*哉の字は はらい「ノ」 がないのが正確な字です。

ゲスト:村木厚子さん(元厚生労働省事務次官)

VTRゲスト:瀬戸内寂聴さん(作家・僧侶)

おだやかな笑顔で 沢山のお話をして下さいましたが

裁判の怖さ 人を裁くのが人であることの怖さ

 

裁判を見た時 犯人が捕まった時など

ただ 良かったなぁではなくて

もしも それが自分自身であったなら どうする?

それを考える事が大切ですともお話していました。

 

元厚労事務次官の村木厚子氏があさイチで「役所の隠蔽は

悪いことをしようとしてやっているというより、

何らかの圧力がかかっていたり、ひずみが背景にある場合が多い

それをなくすためには、

外の目を入れてプロセスをオープンにして隠せないようにする必要がある」とコメントしていたが同感だ。

 

 単純にポケットマネーを増やしたいからではなかったのです

終わりの見えない長い勾留期間 絶望的にならず 何が彼女を救ったのか

 

一つは本 一つは家族 一つは不運な若い女の子との出会い

 

学校給食のようなご飯を食べている時間以外が 自由時間の様なもので

なにかをしていないと暮らせないと思い まずはたくさんの本を読みました。

 

花さき山 (ものがたり絵本20)
滝平 二郎
岩崎書店

人のために 何か良い事をすれば ひとつ花が咲く

 

家族はチームです

仕事を持っていると べったりと付き合うことは出来ませんから

短い時間を有意義に みんなで楽しい事を探してやるのです

 

仕事場では 私は 怖いキツイ上司でしたが

子供を二人授かって 二人の性格があまりにも異なることに気づきました

同じように言って聞かせても無理 同じように接しても無駄

姉妹であって これだけ違うのだから

仕事場で みんなを同じに扱ってもうまくいくはずがありません

そう気づかされたのです

 

それぞれが 個性を持っているのだから

みんなの それぞれの長所を尊重しようと

 

そう思えるようになってから

私は笑顔の穏やかな上司にもなれました^^

 

私を救って下さった教え

一日一生

 身の丈に合った生き方をすればよい

 一日を一生と思えば それでよい

一日一生 愛蔵版
酒井雄哉
朝日新聞出版

 

内容紹介

「一日を一生のように大切に生きよ。明日はまた新しい人生」――。
千日回峰行を二度満行した酒井雄哉大阿闍梨の
20万部突破のベストセラー『一日一生』が待望の単行本となって登場。
「あせらず、あわてず、あきらめず。無理をしない」
「身の丈に合ったことを、くるくる繰り返す」
……あたたかく深い言葉の数々に、きっと励まされ勇気づけられる。
亡くなる直前の言葉も収録した永久保存版。
迷い、悩みながら今を生きる、すべての人に。

【目次】
第一章 『一日一生』
●一日が一生、と思って生きる
●身の丈に合ったことを毎日くるくる繰り返す
●仏さんは、人生を見通している
●人生は「いま」この瞬間にしかないから
●今日を大事にしなかったら、明日はない
●長い道のりも、一歩一歩の積み重ね
●行いが結果になって表れる
●人は恵み恵まれ、徳は巡り巡っていく
●ありのままの自分としかっと向き合い続ける
●「一日」を中心に生きる
●人は毎日、新しい気持ちで出会える

第二章 『道』
●生き残ったのは、生き「残された」ということ
●長い長い引き揚げの旅が教えてくれたこと
●同じことを、ぐるぐるぐるぐる繰り返している
●どんな目にあったとしても
●人の心には闇がある
●ある日突然、妻は逝ってしまった
●人生の出会いはくるべきときにやってくる
●仏が見せた夜叉の顔
●自分は何のために生まれてきたのか、なにするべきか問い続ける
●その答えを、一生考え続けなさい
●得意なことを一生懸命にやる、それが「一隅を照らす」ということ
●仏さんにうそはつけない
●自分の原点に戻ってみる

第三章 『行』
●衣を染める朝露も、いつしか琵琶湖にそそぐ
●歩くことが、きっと何かを教えてくれる
●知りたいと思ったら、実践すること
●つまらない仕事も、つまらない人生もないんだよ
●いまここに立っているのは、経験、苦難を経てきたからこそ
●仏さんが教えてくれた親子の情愛
●息を吸って、吐く。呼吸の大切さ
●まずは、三日辛抱してみたらいい
●足が疲れたなら、肩で歩けばいい
●仏はいったいどこにいるのか
●身の回りに宝がたくさんある
●学ぶことと、実践することは両輪
●ゆっくりと、時間をかけて分かっていくことがある

第四章 『命』
●ほっこり温かな祖父母のぬくもり
●大きな父の背中におぶされた冬の日
●子供はおぶったりおぶわれたりして育つ
●夜店で母が隠した父の姿
●一生懸命生きる背中を子供に見せる
●心と心が繋がっていた父と母
●東京大空襲の時に鹿児島で見た夢
●死を目前にした兄と弟

第五章 『恵』
●これから、いまから、明日から、どうやって生きていくか
●それは、「執着」ではないかな?
●年を取ることの醍醐味
●無理せず、急がず、はみださず、力まず、ひがまず、いばらない
●人の体は心の持ちよう
●人生にも「心の杖」を持とう
●人生は、だれにとってもほんのわずかな時間
●生と死は隣り合わせ、紙一重
●命が尽きれば死んで、他の命を支えるんだよ
●「あいつめ、とうとう逝きよったな」と言われたい

第六章 『和』
●桜は、精いっぱい咲いている
●人は自然の中で生き、生かされている
●重い荷物を負う中国の子供たちにみた「大志」
●心のありようはいろいろなものに作用される
●本当は同じものを見ているのかもしれない
●大きな心で支え合えばいい
●命あるものはみな繋がっている
●人は助け合って、生かされているんだよ
●命のなかで、生きて生かされる喜び
●まだ、たったの三万日しか生きていないんだなあ

■酒井雄哉さんからいただいた「最後の言葉」
■酒井雄哉さんと千日回峰行
・三八歳、比叡山との出会い
・「常行三昧」での感得
・二度の「千日回峰行」満行

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

酒井/雄哉
比叡山飯室谷不動堂長寿院住職。1926年、大阪府生まれ。太平洋戦争時、予科練へ志願し特攻隊基地・鹿屋で終戦。戦後、職を転々とするがうまくいかず、縁あって小寺文頴師に師事し、65年に得度。約7年かけて約4万キロを歩く荒行「千日回峰行」を1980年、87年の2度満行した。2013年9月23日、87歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

若い女の子たち

一日三回のご飯を運んできてくれるのが

色々な罪を犯して収容されている女の子たちだったのです

どうしてここにいる事になったのかと 聞く機会もありましたが

それは 薬物であったり 売春であったり・・

どうして そのようなものに手を染めたのかと聞けば

色々な悲しいことから逃げる為

逃げてきて生きる為

そんな答えが返って来たと言います。

 

私に何が出来るのだろうか

一つの花を咲かせるためには どうすればいいのだろうか

 

瀬戸内寂聴さんに

あなたの想いを伝える一番良い方法はテレビに出る事ですと勧められ

ホームページ:http://wakakusa.jp.net/  できました。

 

自分の「ものさし」で生きなさい
酒井 雄哉,村木 厚子
日経BP社

 

あきらめない―働く女性に贈る愛と勇気のメッセージ (日経ビジネス人文庫)
村木 厚子
日本経済新聞出版社

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