昨日の動画をじっくりみてみました。
けっきょく 制度を変えると言うかぁ
一番根本のところ
みんなの考えを 基本から 見直してみるしかないのでは
人って どこまで生きればいいのだろう
なにがなんでも死んでは いけませんか
周りの人たちに 死ぬほどの苦しみを与えて
当の本人は 感謝するどころか それすら 理解できていない
喜びもなく まるで けだもの様に叫ぶ 暴れる 汚す
感謝するまともな頭が残っていれば それは また なおさら悲しい
だから やっぱり 旅立つ事を 自分自身に決められるよう
法律を変えるしか無いような気がします
施設が足らないから 施設を増やせばよい と いうような
子供じみた考え方は もう止めませんか
病院も医師も 儲からなかったら 生きてはいけないけれど 真実を見逃さないで ★宮本顕二・礼子夫妻(3)安らかに命を終えるために
――海外に比べ、日本は終末期の緩和医療はおろそかにされていますか?
顕二「海外では、がん以外の患者にもモルヒネを使い、痛みや苦しさを緩和することを重視していますが、日本ではあまり使いません。また、日本では延命処置をしないことが緩和医療につながると理解している医療者は少ないです。点滴の針を刺したり、尿道にカテーテルを入れて、つらい思いをさせます。水分も過剰に投与するので、痰(たん)が多く、痰を吸引する苦しみを与えています。ストレスから消化管出血もよく起こします。誤嚥性肺炎を繰り返し、発熱や呼吸困難が起きます。問題は濃厚な延命処置を行って、患者を苦しめていることに気がついていない、あるいは気がついても目をつぶっていることと思います。その視点に立つと、日本では緩和医療がおろそかにされていると思います」
(続く) ← 大切な話です ↓↓
・・・中略・・・
――本の中で、日本の医学会は、終末期の高齢者の延命は医学的に意味がないことを示すべきと書かれています。
礼子「そう思います。家族の葛藤を書いたところで触れましたが、本人の意思が示されていない限り、家族はどちらの判断をしても悩むのです。『断るのも地獄、やるのも地獄』とおっしゃった家族がいました。だから、医学会が終末期の高齢者の延命は医学的に意味がないことを示せばよいのです。そうすると、家族は肩の荷を下ろせます。延命処置をするかしないか二つの選択肢を示されると、家族は決断した後に、『これで良かったのか』と悩みますので。私は家族に選択をしてもらう時には、必ず、自分の意見を言います。『患者さんはこういう状態だから医学的に意味はなく、やらない方が楽だと思います』と。」
顕二「インフォームド・コンセント(説明の上の同意)と言うと、若い医師は、同じ価値づけをして選択肢を示します。でも、それでは家族は困ります。優先順位を付けてあげるのが、専門職の仕事だと思います。」
礼子「『私はこれを勧めます』とか『自分が患者ならこれを選びます』と」
顕二「『自分の親だったら、こうします』とか」
――医学的に意味はないということを示すだけではなく、看護師さんでもいいから、現場レベルで、「むくんで、たんが増えます。たんを定期的に吸引することになると本人はかえって苦しいです」とか、わかりやすい言葉で伝えてあげる必要があるのでは。
礼子「私はそういうふうに説明をします。『点滴を500ミリリットルしたら、こうなります。しなかったらこうなります』と。過去の経験をありのままに伝えます。そうすると、『先生にお任せします』と言われることが多いです。食べるだけ、飲めるだけにすると決めると、患者さんを見舞う家族の表情も良くなります。もう先がないとわかるので、足しげく通って来て、『先生、ゼリーを3口食べました』と何気ないことに喜びを見いだすようになります。延命処置をして、先の見えない時間を憂鬱(ゆううつ)に過ごすよりも、最後の時間を患者さんと共に大切に過ごすようになります。」
(続く)
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