みっちゃんは 夢のマイホームを持てることになりました
その頃親しくして なにくれと 知恵を授けてくれていた おばちゃんを
「おかあちゃん おかぁちゃん」と 呼んでいました
その頃付き合っていたころの彼氏の親だったものか
彼氏もいなかったものか
私の記憶は定かではありませんが
みっちゃんは あれこれと 考えて
こんな部屋 あんな家具 と
いっぱいいっぱい用意しようとしていました
不動屋さんとの契約も無事終わり
大金も払い終わり
夢の我が家にむけて やっとスタートする
そんな時
何かの拍子で
解ってしまったのです
その家が
みっちゃんの名義になっていないことが
おかぁちゃんと呼ぶ人の言うままに
ちゃんとハンコも押して お金も払ったと言うのに
文字が読めないみっちゃんは
ただただ 親切にしてくれる 親代わりのおばちゃんを信じただけでした
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