kiyasumeさんが沢山のいいねボタンを押して下さったりしたので
久しぶりに訪問させていただきました💞ら
水仙さんから素敵な詩を教えていただけました。
みんなちがって みんないい
酒井大岳老師のお話を拝聴する機会に恵まれました。
酒井老師は、その中で次の詩を紹介されていました。
「 私と小鳥と鈴と 」
金子みすゞ
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
この詩は、鈴と小鳥と私と、それぞれの特色の中に生きている
すばらしさを歌いあげています。
仏教では、修証義に「無上菩提を演説する師にあわんには、
種姓を観ずることなかれ」とありますように、平等の教えを説いてい
ます。では、全く平等かというと、そうともいえません。

「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
雪
青い小鳥が死にました
さむいさむいくれ方に
そのなきがらを埋めよとて
お空は雪を撒きました
ふかくふかく音もなく
人は知らねど人里の
家もおともにたちました
しろいしろい被衣着て
やがてほのぼのあくる朝
空はみごとに晴れました
あおくあおくうつくしく
小さいきれいなたましいの
神さまのお国へゆくみちを
ひろくひろくあけようと
金子みすゞ特集 NHKスペシャル「こころの王国」童謡詩人 金子みすゞ
心の美しい人です
ぜひご覧下さいね。