☆「保育園落ちた日本死ね」匿名ブログの波紋
1億総活躍社会や少子化と言うなら「保育園作れよ」で始まった匿名ブログが、安倍政権の手つかずの目先の改革への不満を爆発させた。
非正規社員増加で、共働き家庭の待機児童が深刻化。
2001年に「待機児童ゼロ」を掲げた小泉政権から15年、高齢者向け政策に比べての不公平感もつのる。
厳しい財政の中で、他国に比べて社会保障の給付が高い日本の高齢者に負担を求める政策が求められる。
有権者の中に占める高齢者は高い。落選を恐れる政治家にできるか。「決断しないと国が潰れる」は過言ではない。
☆囲碁の人工知能、最強騎士に勝ち越す
チェスや将棋では実績済みの、米IT企業傘下の会社が開発した人工知能が、当分困難とされていた囲碁に、ついに勝ち越しを決めた(5戦中4勝)。
対戦後、「人間とは見えているものが違う」韓国の名人は語った。
IT革命の驚異は続く。
☆高浜原発3・4号機、運転差し止め、大津地裁が仮処分
福島第一・水素爆発から5年。汚染水処理策も見出せないまま、各電力会社は原発の最稼働に前のめりになっている。
「今そこにある危機」と「経済大国日本」。自然災害国にあって、福島は全く生かされていない。
☆衆参同時選挙を控えて、自民党の傲慢ぶりが目に付く。
「反放射能派」が「わーわー、騒いだ」と福島・原発事故に関する講演の中で述べ陳謝。野党の質問に窮し、「勉強不足」認めた林経産相の思い上がりの裏返し、石破地方創生相の勘違い発言など、閣僚の失態が続く。
対立軸のない政界に国の将来を託さねばならない現状を、同時選挙でどう意思表示するか?悲しい現状である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます