外面親父に泣かされて・・・・・

2015-01-20 19:57:10 | 日記

うちの親父 今日 どこを うろついてんの.

みんな 汗水流して 出し合ったお金を 持ち出して

昨日は 東,今日は西と 稼いだお金を配って

「金持ち家のだんなさんと」えた゜゛てられ

家では 子供たち 悲鳴上げてるよ.

 

 


ただ一つのやさしいこころ.

2015-01-20 19:22:29 | 日記

村の郵便局に為さんという,愉快な親父がいた.きれいに禿げ上がったてかてかに輝く

のをみて,村の人は,為さんとは呼ばず「禿さん」と呼んでいました..それでも

にこにこ笑いながら えくぼをで答えた.

「禿に悪人 おりません.」

その為さんが恋をした.雪子先生と言った.ほんとにみんなの憧れの美人?

とは言わないかなあ.高貴な気品のある先生で,かといって お高く泊まっているでもなく

とにかく 立派な徳を備えた先生であったが,二人とも50過ぎて独身の身でありました.

 

「いや 驚きましたね.二人は自分たちも知らない間に相思相愛の間になっていたのです.

為さんは 長く勤めていた郵便局に辞表を出してしまいました.

みはらしのいい 自然の森につつまれた 場所を為さんはかねてから目を付けていたのです.

御殿を作りました,雪子先生も御殿に嫁いでゆきました.

御殿から見渡すパノラマのような 景色はこの世のものではないように二人は

そう思ったに違い降りません.

日常 夫婦のいざこざを巻き起こし 時にうっとうしい と思うこともある 不届きものの

わたしは時々為さんを思い出します.人にとって大事なもの 「暖かいこころ.」