平和ボケとその人は言う.
平和ボケという人が また平和ボケしているのだから
仕方ないね.
如何して平和がであることが いけないことなの.
平和を守るということは 武器を持って戦争するより
きついものだ.
ビルマ戦線から一命輪とりとめて 帰ってきた 兄が言った.
こんなことなら ビルマで死んでいたほうが 良かった.
そのことを聞いたとき,わたしは 思わず兄に怒鳴り返した.
「なにを言うのです.命拾いしただけでも ありがたいと思わんとなあ.
戦争末期は戦地も内地もなかった.
廣島・長崎を筆頭に全国の都市という都市は火の海よ.地獄よ.
それからすると軍人さんは 国家が守ってくれたでしょう.
今でもそうだと思うよ.戦争になれば国は非戦闘員は犠牲者だ.
ただ,自衛隊は国が守ってやるわ.まったくあべこべだよ.