島を襲う台風は 強烈である。予報では35mと予報されても 現実は60m
70mになる。風速計が吹き飛び計測不能ということが多い。
わたしの家がもう200年位をえている。戸主も父の代から兄へそして今は息子の代になって
厨房とか湯殿とかは代えられたか 本体の改造までには至っていない。
台風時期になると 近所隣の避難所になる。
印象的なのは 台風の夕空である。毒々しい赤い雲が 島中を多いか付保せるように
その隙間から沈む太陽が顔を出す。海岸地帯はすでに5,6mの波が押し寄せる。
島のおんなに台風の感想を聴いたら 「そん時はそん時」と答えると思う。
度胸が据わっている。台風12号は小さいが強う台風のようである。心は豪胆でもすること
は細かい。神経配慮が行き届いているということだろうる