おとそ気分 から早く目覚めないと あちらもこちらも 問題山積だ。
このところ 東京大学の地位も どうやらぐらついてきた。とぃって喝采しているときでもない。
日本の インテリジェンスの没落の危機である。
東大といえば 私たちの学生の頃は 夢の殿堂であった。弊衣幣帽に身を包んで
肩肘張って 高下駄はいて 時代を低く見て 心理を求める風情は なんと可愛い
学生さんたちであったのだろう。日本全国のそれこそ秀才が東大を目指していた。
でも今の東大は 豊かな過程でないと なかなか 通過できないようだ。
都内に住む学生が六割強を占めるという。坊ちゃまの時代である。
霞が関に棲む 官僚たちがどれほど下々の事が理解されているだろうか。
東京という壊滅していたころの首都が どのようにして今日の 勢いを勝ち得たのだろう。
集団就職列車という時代があった。私などはコメと暖房用の炭をもって、南の果てから
28時間かけて上野にむかったものだ。そのころをしっている人たちも少なくなった。
東京の老齢化が特にひどいのも そんな歴史があり 方々に独居老人が取り残されているから
だろう。「愚かというもなかなかに哀れではないか。」
NHKの大河ドラマ どいう意味で「西郷どん」が取り上げられたかわからない。
明治維新150年記念というか。だったら大久保か伊藤か桂か吉田松陰あたりがよかったのじゃないか。あえて「西郷どん」をNHKが取り上げるなら まずは東京改革だ。
なんでもかでも「東京発」はやめにしよう。
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