アメリカ頼みの落とし穴

2015-05-11 09:19:06 | 日記

日米同盟強化「評価」70%、内閣支持率横ばい(読売新聞) - goo ニュース

 

調査主体が 読売だから あまり あてにはならないが まんざら 虚偽というわけではな

い.国民の間に 新米ムードが広がって国全体が右翼化している.そう見ていいと思う.

将に戦前の風景そのものだ.当時は日本の指導者が東洋の盟主となろうとして

そのための障害となる 中国は『チャンコロ」であり 鬼畜米英であった.

アジヤ思想を中核とした国粋主義が横溢していた.少なくとも東洋・亜細亜に根を張ってい

た.しかし今回の場合は 極東亜細亜を仮装敵国にした親米一辺倒だから始末が悪い.

呑気な国民は 現在の国際状況に疎い.アメリカといっしょにいたら 安全であると信じ込ん

でいる.

しかし,いまやアメリカの威力はがた落ちである.

雇用状態が上昇したというのも日米共に 戦後ベビーウォーカーが戦列を去り

補強的に若者の労働力が増えたに過ぎない.

中国・ロシヤはアメリカ本土が 痛まない限り アメリカは腰を上げない調停役

とにらんでいる.

欧州のアメリカはなれ第七艦隊もそうそう太平洋の警察官の地位は護れようがない.

小沢一郎が中国・アメリカとの関係を二等辺三角形と表現したのは 

今にして思えば将に先見の明テ゜゛あったはずだ.

体制が異なるから同一視することは出来ないか,中国が日本を侵略対象とした

歴史的根拠はない.

しかし 日本が中国を侵略したのは残念ながら事実である.

こんなことを考えていくと どうも70%という数字にはなにか変だよ.何をソンナニ

ねたんでいるのだろう.

勿論反日教育なんか すごいよ.アンなのはいけないよ.しかし,10億人を超える人口だ

纏め上げていくのは大変だ.それでかっての侵略国を悪に仕立てることは至極当然なこと

ではアル.こちらから見たらけしからん話だが,先様からは当然という.

それほど 心が通じ合っていなかった.

しかし日中平和条約のときは 友好ムードが出来つつあったのだ.戦争を知らない世代が

主役になって アメリカナイズされた若者世代は とにかく中国は嫌いらしい.

その嫌いな中国人観光客の世話になってデフレを抜け出そうとしているのも事実だ.


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