谷川で、そのまま足をひきずり帰ることもできたかもしれない。
だが、石友の判断は「ビバークしましょう」だった。
結果的にこれが大正解だったというのは、後で分かったことだ。
私には、初ビバーク体験だった。
谷あいの日は直ぐに落ちていった。周りは真っ暗・・・。
しばらく暗闇の中で伏せっていた。
寒い・・・。半袖で過ごせた日中が日が落ちると9月とはいえ寒い。
それで、雨カッパを羽織った。
リュクの中は、日帰りだからと軽装でやってきてしまった。
たまたま持ってきていた携帯GPSガーミンによると
日の出は、10時間18分後とある。この情報は極めて正確だった。
励みにはなった。
石友のリュックにマッチとライターが入っていた。しかし、ライターは
何度やっても着火しなかった。マッチも少ししけっていたが何とか着火した。
周りの枯れ木を集め朝までたき火をして、暖をとった。背中が寒かった。
ほとんど寝れなかった。
ようやく日があけてきて、帰途に就いた。やはり、左足に体重をかけると痛む。
ラッキーなことに、8mm20メートルのロープを持参してきていた。
急な下り坂では木にかけてもらうとずいぶん楽だった。
木を杖代わりにして、帰路をゆっくり下った。
通常では、2時間で車まで着くところをなんと、5時間もかかった。到着は、午前11時だった。
バードウオッチングの初老の男女3人と車直前で出会った。
ビバークで、欲しかったもの・・・①ノコギリ・・・木が思ったよりもたくさん要ったから。
それと ②マッチは、ビニールに包んで必ずリュックに入れておこうと思う。
自己反省点として、私は、山を甘く見ていた。山は、いつ牙をむくかもしれないのだ。心して掛かるべし。
だが、石友の判断は「ビバークしましょう」だった。
結果的にこれが大正解だったというのは、後で分かったことだ。
私には、初ビバーク体験だった。
谷あいの日は直ぐに落ちていった。周りは真っ暗・・・。
しばらく暗闇の中で伏せっていた。
寒い・・・。半袖で過ごせた日中が日が落ちると9月とはいえ寒い。
それで、雨カッパを羽織った。
リュクの中は、日帰りだからと軽装でやってきてしまった。
たまたま持ってきていた携帯GPSガーミンによると
日の出は、10時間18分後とある。この情報は極めて正確だった。
励みにはなった。
石友のリュックにマッチとライターが入っていた。しかし、ライターは
何度やっても着火しなかった。マッチも少ししけっていたが何とか着火した。
周りの枯れ木を集め朝までたき火をして、暖をとった。背中が寒かった。
ほとんど寝れなかった。
ようやく日があけてきて、帰途に就いた。やはり、左足に体重をかけると痛む。
ラッキーなことに、8mm20メートルのロープを持参してきていた。
急な下り坂では木にかけてもらうとずいぶん楽だった。
木を杖代わりにして、帰路をゆっくり下った。
通常では、2時間で車まで着くところをなんと、5時間もかかった。到着は、午前11時だった。
バードウオッチングの初老の男女3人と車直前で出会った。
ビバークで、欲しかったもの・・・①ノコギリ・・・木が思ったよりもたくさん要ったから。
それと ②マッチは、ビニールに包んで必ずリュックに入れておこうと思う。
自己反省点として、私は、山を甘く見ていた。山は、いつ牙をむくかもしれないのだ。心して掛かるべし。