妻が、朝市で買ってきた睡蓮を活けてくれました。
青白磁の鉢の薄青色に、睡蓮の淡い紅色が 良く映え、
夏の暑さの中、一時、清々しい気分に浸ることが出来ました。
睡蓮というと、オランジュリー美術館で観た、
壁面に張り巡らされていたモネの睡蓮を思い出します。
その時は東洋的なものは、あまり感じなかったのですが、
こうして目の前の睡蓮を眺めていると、東洋的な雰囲気を強く感じます。
中国のやきものである青白磁鉢が、影響しているのでしょう。
こうして、花と器の取り合わせによって創り出される世界で、
遊ぶことが出来るのも、
古美術の世界の魅力のひとつかもしれません。
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