今回の「春は宵、桜と蓮移ろう季節」で、
当店で開催した内山木年作品展は3回目となりました。
彼と初めて出会ってから10年位になります。
その間、彼の作品を見続けて来たわけですが、
作風は少しづつ変化してきても、
彼の絵に対する真摯な姿勢は、変化しなかったように思います。
一途に絵に打ち込む態度には、敬服の念さえ感じます。
今年の冬は雪が深く、
春になっても、寒い日が続き、桜の花はなかなか咲こうとしませんでした。
彼の作品展中には桜の花は見れず、
彼の作品で春の桜を観賞していました。
長く厳しい冬が終わり、花開く桜を見ると、
いつでも「ほっと。」として、心が温かくなり、幸せな気分が味わえます。
彼の作品の桜にも同じ気分が流れているのを感じます。
どこまでも自分の世界を描き続ける
彼のこれからを見守りたいと思います。
多くの方々のご来場ありがとうございました。
(武久)
(新潟日報2012年4月6日・アートピックスで紹介されました。)
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