現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

アイデアも積み重ねが大切

2009-06-13 00:09:14 | 継続は力なり

アイデアクリニックの下村正先生の講演会を聞きに出かけた。発明ライフにチョクチョク顔を出していた先生である。上田市の商工会議所の主催であるが、その前に発明を志している人たち17名が集まって先生の話やアイデアの相談をした。

一緒に行った研究会の仲間も相談してきた。殆ど私の言っていることと同じ事であるが、商品を市場に出す現場に長く携わってきたので説得力のあるものであり、具体的な事例を取上げているのでわかりやすい表現と説得力がある。

共鳴できる箇所は何点もあった。「素人の発想だと馬鹿にしてはいけない。」という発言は街の発明家のアイデアを何点も商品化してきた実績が言わせた言葉である。商品開発のコンセプトにかかわることである。

会社や開発担当者はアイデアをどう見ているかという視点と、よいアイデアが必ずしも売り上げにはつながっていないということである。

また、「権利化する、しないに係わらず大切な視点として売れる商品の開発である。」と強調していた。コスト負担が少なく、利便性があって、しかも安いということが求められるということになる。

名刺交換した折に、CDに編集しておいた【ゴミを砂金に変える発想】【瞑想してみるという心の作業について】【頭を使って豊かになれ】を渡してきた。先生の言う企画書、或いはアイデア提案書は私の「夢ナビノート」と同じ様な構造になっていることに気が付いた。立体的になっているということである。企画書を作りかえる必要が出てきたことになる。「会社の企画担当者に読んでいただかなければ何もならない。忙しいので一々目を通していられない。長いものはゴミ箱いきになってしまう。」

ここでもまたAIDOMの原理が必要になる。「A-4,1ページで直ぐにわかるものが良い。」文章はなるべく簡潔にしなければならないだろう。

「何よりも継続して研究することが大切である。」たいした成果は無かったけれど、長年取り組んできたことが間違いではなかったことの確認と苦労してきたことが報われたような気がしてきた。

わずかずつ前進できれば良いと考えている。引き続き会議所での講演会に参加した。多くの人たちが聞きに来ていた。発明やアイデアに関心のある人が相当いるということである。アイデアがあるのだけれどどうしたらよいかわからない人がいるのかもしれない。忙しい人なので渡したCDは「暇なときに目を通してください。」というメッセージを添えてある。

文章はどうしても長くなってしまいがちである。なるべく簡単な言葉を選んでテロップ、写真、図面など利用するしかなさそうである。


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