「そんなこと私に聞いてくることじゃなかろう。何でいまさら、・・・。」
「古くて新しいことじゃないか」ときた。
「まだ、科学的に裏づけられていなかったころのことだけど、ある症状に使われた形跡があるそうだぞ」
「公然と投稿するわけには行かないかもなぁ」ある薬剤師が追跡調査してくれたらしい。
「じゃ、あるものを飲ませた母親の行為は無じゃなかったのだ。知っていたかはわからないけど、・・・。」
「愛情だけで振舞ったとも思えないが、・・・。」
現在なら、誘導する技術は確立してはずだが、・・・。
その母も、若いころ、死に分かれている。
「三途の川 越すに越されぬ 幅にして 聞くに聞けなき 我や寂しき」