「こんなにものの値段があがっているのにゼロベースってどういうことなの」

電話の主は女性である。生活物資は軒並み上げられているのにゼロベースと報道されていることを疑問に感じ取っているらしい。

「落ちているものがあるのですょ。たとえば、原油でしょうね。円安で相当相殺されているけど、・・・。
それに統計上では消費税の増税分差し引かれているかも、・・・。」

「物価上昇二パーセントにならないとどうなるの」

「ちょっと、都合悪いかも」「私たちにとってはなおさら都合悪いけど、・・・。」

「片方だけじゃないと言えるでしょう」

「少々の痛みが、大きな痛みを伴わない事になるかも」

「さっきから、かも、かもって、はっきりしないということかしら」

「でしょうね」

「まぁ。懲りないことでしょうな」

私には旧来の外国人がいます。どちらかといえば東洋人が多い。

最近の傾向について議論を交わした。「まぁ、懲りないことでしょうな」と、言っておくしかなさそう。

韓国酒の提供をしている店のオーナーさんである。マッコリもその一つでしょうけど、・・・。

「ところで、国内情勢はどうょ」と話題を変えなくちゃならなくなった。

dnaの領域にまで踏み込まれても、答えようがなくなってくる。（あぁ。このdnaは必ずしも、遺伝子的なことに限定していません。）長い歴史上獲得してしまった、民族的プライオリティーまで含まれています。

「状況はかなり、・・・。」と濁している。

因果の律はどう振れるのかは読めませんけど、・・・。

「取捨選択だな。つまるところは」

機能のない食品はなさそうだけど、・・・。

今日から食品の効能をうたってよいらしい。「昨日からじゃ、ありませんね。今日からです」この辺はジョークということにしまして、・・・。

ひところ見向きもされなかった植物繊維でさえ、その機能が認められているじゃありませんか。

まして、保健機能成分を含むものなら、なおさらでしょう。

学術的な裏付けが必要になるし、届け出が必要らしいけど、・・・。特保認定を受けるには膨大な資料が必要になり、大手さんでなければ対応できない側面がある。

何しろ、ウイルスや細菌に寄らない病が増えている。生活習慣の良しあしで病になったり、改善されたりする。

いち早くこのことに取り組んだ、アメリカではガン等の退勢病が減少傾向にある様だです。翻って、この国では増え続けています。医療費がかさんでしまうのでしょう。