「家ってかなり先回りしてあるの」（危機の管理学）

　ドライブの最中に女房が聞いてきた。

　「なんで」

　「今回はマスクも、ジェルタイプのアルコールも用意できていたし、他に次亜塩素酸のスプレーだってあるし、ビニール製の台所用の手袋と軍手、トイレットペーパーだって三袋ぐらいは常時あるようになっていたじゃない」

　「マスクとアルコールは娘が用意したものだが、今回買いもとめたものじゃない。六十枚入りタイプで十箱ぐらいはあるけど不織布タイプだけどＮ-95 タイプじゃないな。次亜塩素酸は0-157 が取りざたされたときに買ったものだろう。光触媒スプレーだって、紫外線ランプだってあるな（この二つの組み合わせで空気清浄機が使えない空間殺菌は可能なはず、バット、台所用の手袋は豆（一代目の飼い犬）のケアーに使った残りで、軍手はほとんどいただきもので真新してものだけでも二十四組くらいは残っているな。無いものは除細動器と発電機くらいのはずだが、・・・。。」

待てばせかるる胸の想いを。

「庭には花芽の物がない」と言い出した。現在咲いているものはスカビオサと紅梅、椿ぐらいである。連翹はもうじき咲くでしょうけど、・・・。

「じゃホームセンター行って腐葉土と培養土と肥料を買って、ついでに三種類の花を買ってこなくちゃならないだろう。」

　勿忘草と姫うつぎとサフィニアを買ったらしい。

　行者ニンニクが芽を出した。

こち吹かば（信濃発 花便り）

紅梅がほぼ満開状態です。

椿が咲き始めました。

不織布のマスクに水溶性二酸化チタンを塗布して乾燥したものです。

光触媒機能のあるマスクということになるでしょう。