事務員Fです(^^)v
主人が高校生だった時、父親に連れられて高野山に行ったそうです。主人は関西出身です。父親に「ここに墓を買おうと思うけど、どうや?」と聞かれ、よくわからないまま、「いいよ」と答えたそうです。義父母とも、今はその墓に眠っています。
子どもが小さい頃は、墓参りに思うように行くことができず、遠くに墓があることが恨めしくさえ思えましたが、今はいつでも行けます。ことしは時間に余裕を持って訪ねました。ゆっくりと墓参りをしたあと、奥の院にある参道を歩きました。参道には戦国武将の墓や供養塔が並びます。樹齢500年を越える杉林の中にあるせいか真夏の暑さは感じません。歴史を振り返り、時の流れを感じ、そっと手を合わせ歩きました。「よく来てくれたな。ここはいいところやろ」と得意そうな義父の顔、黙々と歩く義母の姿を心に描きながら・・・・。
ことしは墓参りをして、すっきりした気分になれました。余生と思っていたけれど、もう少し頑張れそう!!