お正月気分でフラフラしていたら、気づけばもう1月下旬。
こんな調子で今年もまた年末には 「ほんと、あっという間の一年だった!!」 と嘆いていることでしょう。
さて、今回は 「司法書士の仕事」 について少し書こうかと思います。
友人、知人は当たり前、身内からも 「司法書士ってどこで何してるの?」 という質問をいっぱい受けます。
ほんと司法書士ってマイナーな職業だなぁ~と、つくづく思います。
という私も、この試験に合格し、研修先の司法書士事務所で 「司法書士の仕事」 を初めて知ったのでした。
そしてその最初の感想が 「えっ、なんて地味 ・・・・ ちょっと想像と違うんだけど ・・・・」 でした。
司法書士の仕事については、愛知県司法書士会のHPに詳しく記載されていますのでそこをご覧いただき、
ここではちょっと違った角度から私達の仕事を紹介します。
*** 不動産取引の立会い(決済) ***
一戸建て、マンションなど購入される方(買主)が、売主の方へ代金を支払う日時に、立ち会います。
一般的に、代金支払いと同時に不動産の名義を買主の方へ移転させるからです。
この立会い(決済)が司法書士の仕事の中でも、一番華がある仕事かもしれません。
まず司法書士は、当事者本人、取引の内容そして名義書換に必要な書類など確認をします。
全部の確認ができたら、売買代金を動かします。
売主、買主、不動産仲介業者、銀行担当者など大勢が見守る中での作業です。
駆け出しの頃は、責任の重さと緊張で前日は眠れなかったり、書類を持つ手が小刻みに震えたり。
しかし、時が経ち、あの初々しさはどこへ・・・・・
決済開始から終了まで、だいたい30分~1時間半ぐらいかかります。
今までの最高は、2時間半でした。 某銀行です。(司法書士なら誰でも思い浮かぶアノ銀行)
買主側の銀行から売主の指定口座への売買代金の着金確認をひたすらみんなで待つのです。
決済が無事終了。 司法書士は、名義書換申請のため法務局や事務所へ一目散に走ります。
買主及び融資した銀行の権利確保のためです。
申請も完了してやっと一息。 やれやれ。
日柄のいい日は、こんな仕事もしています。
ちょっと長くなってしまいましたので、今回はここまで。
次回またご紹介することにします。
《駆け出しの頃、自分のことを ヒヨコちゃんと呼んでいた S》