「親が我が子を虐待する」引きこもりに悩んでの事件連日報道されている。
定かではないが当事者の育った環境によるものが大きいように思う。
もう十数年前になるが文科省主催で全国8か所の(少年自然の家)で小学5・6年生を対象にした長期自然体験活動わんぱく
ウイークの(熊本県菊池少年自然の家で実施)野外活動有識者として1週間の活動スタッフとして参加した。
小学5・6年生の男女40名と自然の家で食事を自炊しながら宿泊自然体験をするとゆうものでありました。
私は木工・竹の食器づくり・竹でご飯を炊く・切り紙などの指導をさせてもらいました。
テレビもないゲームもできないお菓子もない生活を1週間自分たちだ
けで生活します。朝夕のご飯作りや川遊び・登山・カヌー体験・畑仕事もしました。2名体調を悪くして途中帰宅しましたが
男児1名は復帰しました。最初は何とも弱弱しさが目立ちましたが、連日のハードスケジュールをこなし日々成長していくの
が目に見えてわかりました。最終日の記念品作りの時は和気あいあいスタッフともうちとけ家族のような感じを受けるほどで
した。迎えに来た親御さんたちも日焼けし目に見えて成長した我が子の姿を見て驚いていました。
私たちのころから「昭和30年代」生活環境(食生活・電化製品・通信・交通etc)が急速に発達現在においてはほとんどの
家庭でインターネットにおいての情報交換や買い物ができるようになりその環境で当然のように育った子供たちは空想世界と
現実が混合してしまっているような気がします。1歳ぐらいまだ喋べれないうちから携帯電話の画面を指でなぞります。
泣き止まない時には携帯を握らせると夢中になり画面を見つめます。時代の流れで仕方がないとゆうかもしれません。
毎日殴り合ったり殺しあう戦うゲームを何時間もしかも現実と空想の世界が区別できなくなっていたら心の成長ができてない
場合に虐待や引きこもりが起こるのではないでしょうか?「素人が一概には言えませんが?」
学校関係の仕事をよくしますので教育委員会に何回か企画書を提出したことがありますが、食いついてきません。
リスクや予算の関係があるのだと思いますが行政は動かないようです。
各地で児童生徒数の減による廃校が進んでいますがこれを利用した体験学習ができないかと考えております。
きれいな川や海が近くにあれば最高です。スタッフは定年退職後の初老(60~70代は元気があります。)を集め
管理者を置き農家・漁師・猟師さんの協力を得て生きていくことを学ぶことができる施設と環境を整えられたら・・・・
1週間とは言いません長い一生の幼年期3日間でいいのです。
三日の体験が心の成長に大きく関わり人生の幅を広めることになると思います。
この写真を見てください。みんな夢中で作ります。上手な子もいますし当然下手な子もいます。それでいいんです。
できあがった物は宝物です。
みんな満足そうです。海や川だとさらに充実します。
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