前回の記事
「かずきのこと」のコメント欄にも書いたけど
6月3日朝6時過ぎに
かずきが息を引き取った
具合が悪くなってから
ご飯は食べないけど、とにかく水だけはずっとずっと飲んでいた。
土曜日はもう嘔吐と水便がひどく
歩けないのでトイレに間に合わず、ひどくかずきの体が汚れてしまったり
床の掃除とかずきの体を綺麗にして
どうしたらかずきがトイレとか楽にできるかなぁとか考えたりしてた。
そして、一晩中起きてかずきが動いたら一緒に私も水呑場行ったりトイレ行ったりして介助するという夜だった。
そして日曜日も
ほんとにフッ・・・と思い出したように水を飲もうとするのだけど
もう衰弱して筋力もほとんどない状態の手足で
飲もうとするので目を離すと水のみの容器に顔を突っ込んだままで
溺死しそうになっていたりして
ずっと気が気ではない状態で過ごした。
そして夕方・・・夜に近くなった頃
寝室で風邪ッぴきのために寝ていた旦那が叫んだ
「かずき、吐いてる すごい声だよ」
と。
慌ててティッシュやらなんだと持ってかけつけたら
体内に今まで溜め込んだ水という水を全て吐き出したような量の吐瀉物があった。
その吐瀉物の中に横たわっていたかずきがいて
慌てて抱き上げて拭いて、床も全て拭いて・・・・・・・・・・・・
かずきをペットシーツを敷詰めた猫ベットの上にゆっくり寝せた。
しかし、もう意識が朦朧とし始めてたんだろうね。
寝てることがしんどそうにあちこちをさまようごとく、家中を歩こうとするかずき。
そのうち、お風呂場に行ってそこで体がびしょぬれになるのもわからないのか
そんな状態でそこで寝始めたりしていた。
最初はすぐに連れて帰っていたのだけど
そのうち、口を動かして「くちゃくちゃ・・・・」と何かを咀嚼するようなそんなそぶりを見せる。
人間でもそうだけど
吐き気してきてすごく気持ち悪かったら口を動かしませんか?
(私だけかもだけど・・・^^;;)
「あぁそんな感じだったら冷えてるほうがいいな」と思ってしばしそのまま放置して・・・
連れて帰りたいけど気持ち悪いなら冷えた場所のほうがいいねーと思いつつ5分おきに見にいったりして。
様子見て部屋に戻して体拭いて乾かして・・・
かずきが水飲みに行ったらそばで見守って溺死しそうになったら抱っこして救出して。
そうこうしてて気がついた
「かずき、もう吐いた後から排尿も何もない。トイレ行きたそうにしてない」
ってことに。
・・・あぁ、そうなのか。
もうそういうことなんだなぁ・・・と気がついたら、涙が止まらんくなって。
泣きながらかずきの様子を見守った。
日付が変わった頃にだんだんかずきの体が少しずつ硬直していくというか
口を開けなかったり反応が鈍くなってきていることに気がついた。
でも何か苦しいのかずっと転びながらもあちこちで眠る場所を探すかずきの姿があった。
夜中3時ごろ、かずきを抱っこして一緒に寝る事にした。
たぶん最後の夜だろうな。。。と思って。
いつもかずきが寝ていた私の枕の上半分の所にかずきを置いて一緒に寝た。
心臓の音も弱くなってきてて、呼吸も浅くなって
意識が混濁しててきっと苦しかったんだと思う。
私の顔や腕、胸、腹、を体でぶつかってきて蹴ってきた。
ガンガン蹴って苦しそうにベットの上を転げ回っていた。
そのたびにベットから落ちないようにとかずきを抱きしめる。
うとうとしつつもかずきを抱きしめて・・・こんなにかずきを抱きしめたのって初めてだなと思いながらね。
でもあまりに苦しそうに蹴って体をねじるかずきを見て
床の上がいいのか?と思ったけど
きっと床の上でも転がりまくってしんどいのなら私のそばでも同じだと思い直す。
そんなことしてたら明け方5時半ごろになった。
熱がある旦那、目が覚めた様子でかずきの様子を見て居間に行く。
そして。。。
わたしはほぼ一晩中そんな状態だったのでほんとに少し
少しだけ、うとうとと寝てしまったのだった。
目覚ましがなるかならないかの6時半前・・・
目が覚めて慌てて腕の中のかずきを確認した。
すると・・・・・・
もう呼吸してることなく、心臓の音を聞いたけど静かで。
少し開いたままの瞳に薄い明かりが映り込んでいて「綺麗な星みたいだなぁ」と思った。
そか・・・・・・・・・・・かずき。ありがとうねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それがかずきの最期だった。
本当は、そのままふきちゃんと一緒の場所に埋葬してもらおうと用意していたのだけど
旦那の熱が全く下がらなくて
39度近くまで上がってしまったのだ。
これでは車を運転出来ないね・・・ということで、明日に義父にお願いしてその場所に埋葬してもらうことにした。
かずきを箱に入れて
かずきの好きなドライとウェット入れて
かずきが好きだった香りのバラの花を一輪入れて。
体を綺麗にして。
義父が引き取りに来てくれるのを待って・・・
そして夕方、義父に引き渡して私の元からかずきの体はいなくなったのだ。
涙が止まんなくて。
声出してワンワン泣いた。
これが昨日から今朝の出来事だった。
正直・・・どうだったっけなぁと私も記憶が混乱してるけどこんな感じで。
すごく辛いことなので
きっと私は辛いことは記憶から削除してしまいそうなので
ここに書きました
もっともっと書いていないこともたくさんあるけど
こんな感じで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
18年一緒に暮らしたかずきは
私にとっては理想にゃんこだった。
みんなにかっこいいよーーー(o^ω^o) と言った。
優しくてカッコよくて
かずきがいたから、うちは他の猫を預かったりできた。
かずきがいなければ、今のような猫生活はなかっただろうな、と思う
今の私は
かずきがいなかったら成り立たないな、と思うほど
かずきにたくさん助けてもらって
私のとこに来てくれてありがとうねーという言葉しか思いつかない。
・・・
・・・・・・
どうしようか・・・・
涙がとまらん。。。。。。。(´;ω;`)
滝のように涙が出てくる。。。。。。。。。。
ごめんなさいね。
書きたいことも写真もたくさんあるのにね。
体の一部を喪失したかのような
なんかどっかに置き忘れてきたような感じで
すんごく胸が痛い。
これは・・5月21日のかずき
いつも私の椅子半分占領して座るのが好きだったかずき。
・・・・・・もう
それもないんだなぁ(´;ω;`)
みなさんの温かなコメントも全て読ませてもらってます
まだお返事できる余裕がないのですが
ほんとに
ありがとうです。
被災地のペットに関するサイト。
・
「【save pets】ilove.cat」←クリック参照
こちらに今回の地震にてペットに関する色々なリンク先が載っています。
災害時のペットの救援については
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「(財)日本動物愛護協会 」