『竹内栖鳳展-近代日本画の巨人- 東京展』
竹内 栖鳳(たけうち せいほう)
動物を描けば、その匂いまで描くといわれた近代日本画家。。。。。だそうです。
猫の絵はよく知られていますよね。
是非 観てみたくて今日行ってきました。
家猫のやわらかい毛。
ふわっと広がる 細く柔かいライオンのタテガミ。
野生の狐のごわごわした毛。
牙をむいて飛びかかろうとする勢いのライオン。
それを迎え討とうと踏ん張るライオン。
その足、その口元。
素晴らしい観察と描写力に感動します。
一方 こちらは太く荒々しい線で 硬い皮膚、深く刻まれた皺を描いている力強い象ですが 目は優しくて、まつ毛は長い。
この象、温かいのです。
正面から見る象というのも珍しい一対の屏風絵。
『ビロード友禅壁掛 ベニスの月』の原画に感動!
『ビロード友禅壁掛 ベニスの月』 見たかったな~~~
広い海と空、ベニスの街に低く大きい月・・・
素晴らしい!作品に感動がいっぱい。
是非 お出かけください。