母は、昼間みんながでかけている時に家に戻ってきて、夕方になると出かけているようだった。(逃げている状態)
でも、専業主婦の逃亡なんぞ長くつづくはずもなく、、、、、
ある日ひょっこりかえってきていたので話を聞く。
古い友人から連絡が来て、お茶をしていたが、気を回しすぎて弟にあらぬ誤解を与え、ゆすられていると。
たぶん、本当にそれだけだと思う。
近所でお茶したらそれこそ誰にどんな噂をたてられるかわからないから家だったのだと思う。
だから、この場合、クズは明らかに弟だと思ったので、母に、ゆすられていたことを父に話して態度を改めさせたほうがいいこと、あそこで逃げたら本当のことも嘘っぽくなってしまうから、やましいことがないな、堂々としているべきだ!など話をした。
なぜ、逃げ隠れしたか、誤魔化したか?それは母に恋心があったからであろうことは気づいても黙っていた。
これで解決すると思ってほっとしていたわたしは、その日の夜から恋人の家へ、、、、
ことの顛末を話すと、恋人は少し嫌な顔をして、
「そういうことするお母さんの娘ってなんだか嫌だな」と言った。
今だったら、そんなこと言う男は即さよならだけど、当時の私はとても傷ついた。
そして、若い頃って恋人が全てみたいな青臭い部分があるから、その時母に対して恨みがましい感情をいだいてしまった。
そのまま帰宅してみると、実家は自分は白昼夢を見ていたのでは?と言うくらい衝撃的な光景がひろがっていたのである、、、、
長くなってごめんなさい。
もう少し続きます、、、、、
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