帰宅すると、私以外の家族3人が仲良く団欒しており、何事もなかったかのように穏やかに談笑していた
「ただいま」
と、少し不機嫌に言うと、全く気まずい感じもなく、いつも通り感じの悪いつんけんした口調で
「どこ、ほっつき歩いてたの?」と母。
「バカが帰ってきた」と、父。
「帰って来なけりゃいいのにな」と、弟。
これ、事実です。
一語一句違わず事実です。
きっと、家は地獄絵図みたいになっているだろうと思って思い悩んでいた私を、返して欲しい、、、、、
今だったら、きっとスルーして家を出る準備を進めると思う。
でも、当時の私は、本当にそれまでの出来事は自分の妄想か、夢だったのか???と、疑うほどに衝撃を受け、同時に問題をすり替え、関係ないわたしを全員で攻撃してくることが許せなかった。
「何なの?何があったかちゃんと説明してよ」
と、蒸し返した。
母からは
「何の話???」
父も、弟も「何いってんの?バカな女だな」とわたしをただ罵倒。
それきり、家族内でその話が出てくることはなかった。
まさか私がいない間に話し合って
「あいつを罵倒してなかったことにしよう!」なんて打ち合わせはしていないと思うので、あまりの理不尽さに涙が止まらなかった。
だから、今も私はこの時何があったか本当のところは何もわからない。
もちろん、何度も母にこの時のことを問いただしたけど、のらりくらりだんまりされ、結局
あれは何だったんだろう?
という気持ちを抱えたまま、わたしも諦めた。
こんなふうに、何も関係ないことでわたしが槍玉にあげられ、責められ傷つけられることはしょっちゅうだった。
何が正しいのか?わたしは本当にわからなかった。
ただ一つ、わかっていることは、奴らは簡単に嘘をつき、事実をねじまげることを何とも思っていないということだ。
家族のうち私以外がそうだと、本当にわたしが悪い、私が全部悪いのかな?という気持ちになってくるから危険だ。
大きなことからちいさなことまで、このようなことは本当にしょっちゅうだった。
私がこの家に生まれた理由って何だろう?といつも悩んでいた。
そういうときに、正論で返すと、必ずいわれたのは
「あんた、どっかおかしいんじゃないの?精神病院に入院しろきちがい」
だった。
おかしいのかな?と思い悩みながらも、いや、おかしいわけない、、、、
でも、なぜ、、、、!?
わたしは人生で多くの時間をこの問いかけに費やしてしまった。
おかしいのはわたし!?
私から見ると、おかしいのは彼らなのだが、、、、
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