ご遺体搬送の徒然日誌

日本全国を走り回る遺体搬送屋の徒然日誌!

自宅葬!

2016年10月24日 | 日記
おはようございます。

今日は、涼しいというより寒いです!

先日は、お客様のご自宅にものすごく久しぶりに「ひだ幕」を張りました。

今では式場でお葬式を行うのが当たり前の時代ですが、私が葬儀業界に入ったころは、

自宅でのお葬式が90%を占めていました。(20年以上前のお話ですが・・・)

この「ひだ幕」とは、祭壇をお飾りするお部屋に「白い幕」を壁一面に張って祭壇をお飾りし、いつものお部屋を葬儀空間に変えるのです。


当時のお葬式は、会葬者100名は少ない方で200~300名の人数が普通。

しかも、自宅葬でどうやってこの人数をスムーズに安全にお焼香をしてもらうかが担当者の腕の見せ所

そして、近所の方や自治会の協力も不可欠で、みんなで協力しあって故人様を送り出す温かいお葬式でした。

お葬式の時ほど、日頃のお付き合いや感謝という気持ちが形となって表れます。


そんな中、担当者は必死です

天候を考慮しつつ様々なアクシデントに対処し、円滑に葬儀を進める。。。

火葬場への出棺も、渋滞を考慮し時間を調整して最適なタイミングで出棺をします。

出棺した後も、撤去作業があり関係者にテキパキと指示を出す。

午前中に出棺し撤去作業を終わらせ、次の葬儀の自宅へ行き、すぐに祭壇を設営しそのまま通夜へ・・・

今考えると、メチャクチャハードなスケジュールです。

当時はまだ20台で体力があったから大丈夫だったんですね

今では、体力的にヤバいかも・・・


こんな感じで自宅でのお葬式を行っていたので、自宅葬は得意分野です

葬儀経験20年クラスの方は、みんなこんなカンジではないでしょうか?

ちなみに、自分で担当者した自宅葬は20年経った今でも鮮明に覚えています。

たぶん、自宅にお伺いすればどんなレイアウトで祭壇やテントを設営したかすぐに思い出しますよ~


近年では、式場での葬儀が主流なのでこうした自宅でのお葬式は皆無になりました。とても残念です

私が考えるに、『家族葬』だからこそ自宅でゆっくりと家族だけでお葬式を行うのもいいと思います

自宅が狭いからお葬式なんてできないと考える前に、是非ご相談ください!

もし、葬儀屋さんが「自宅で葬儀はできませんよ~」と言われたら、その葬儀屋さんの担当者が経験不足で自信がないだけです。

必ず自宅お葬式はできます!

是非、私にお任せください

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