娘の誕生日。お互いに だんな様たちは留守中なので 母子だけで 食事をした。
「お母さんは 30代には何をしていたの?」 子育てと親とに気を使っていたかな。
「40代は?」子供の学費に追われていたかな。久し振りに 会話を楽しんだ。
思えば30代、40代、は何をしたのか記憶にないくらい あっという間に過ぎてしまったように思える。子供から大人になり、妻になり母になり 極、当たり前に不自然でもなく現在に至る。わき目も振らず 疑うこともなく過ぎた。子供の成長が何よりの楽しみで 一番の鎹(かすがい)にもなる。それでいいのだ。ゆっくりと考えられる時がきたら 考える。その時は現役引退だね。
今の若者たちは 何とかなるという気持ちには 慣れないらしい。計画的で妥協をしない娘には 私のような打算的で 何とかなるさ人間にはなりたくないようだ。私達が育った社会背景には 何でも売れる、売れるから造るという高度成長期でした。テレビ、冷蔵庫、洗濯機と 何も無かった生活の中で育って来た。働けば何とかなった。
計画を立てても実行できるのかどうか、不安な世の中。
チョット難しい方向へと文が進んでしまい 閉じられなくなりそう。無理にシャットアウト。
おやすみなさい。