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自然学校発 黒松内だより

水道水の秘密

作開地区での水ろ過場。水道水は山の
水をここでろ過するようだ。

たまに水に混じってたまる泥排除や、
ろ過のための砂を取り換えるのはすべて手作業だ。

もっと水を有り難くいただこう。 

六時間ほどかかりすべての作業終了。



お昼休みでは地域の方々との地域の話に花が咲いた。

ろ過場がある裏の山はダイキン鉱山と昔は呼ばれていて金が取れていたらしい。

そのため、ろ過するための砂をどこから取ってきたのか聞かなかったため定かではないが、そのなかにきらきら光る砂金より小さい、金粉みたいなものが混じっていたから近くから持ってきたのかもしれない。

そこに小さな集落があり家から施設なども山の上にあり子どもたちは馬そりに乗って遊んでいたとのこと。

かなりのスピードのそりだったようだ。

そんな話をしていると、そこに一人山の沢のほうに行っていた方が山わさび(ここでは普通のわさびを山わさびと呼ぶらしい)と一緒に帰ってきた。

そして今度はギョウジャニンニクや畑わさびのはなしになった。

畑わさびはそこらで採れるようだが、取れた一部を埋め直しておかないと来年またでてこないんだとたしなめていた。

というのも畑わさびにも土との相性があるかららしい。

みなさん、採ったらしっかり埋め直しましょう。

そんなお昼の団欒でした。

コメント一覧

Noby
追記
ご希望がありましたので体験した仕事を詳しく書こうと思います。

写真にあるように地下にろ過のためのタンクがありますが、その中に水をろ過するための何十トンという砂が入っています。
砂は少しずつ下に沈んでしまうため、毎年砂を新たに追加しないといけないのですが、砂の下は砂利になっており、新しい砂をその砂利の上に乗せ、古い砂をいったん移動させて、新しい砂の上に古い砂を乗せる作業をしました。
まず、砂の上に溜まった泥を地下から汲み上げ、外に出しました。
外に持ってきていた砂をタイヤしゃべるで地下に落とし、タンクの中で古い砂をシャベルで移動&平らにする作業をしました。
同時進行で、山から地下を流れてくる水をためるタンクの中の掃除をしました。
山から流れてくる水なため、すごい量の泥が溜まっていました。このタンクも地下にあるのですが、タンクの水をいったんすべて流し、底に溜まった泥を少しずつ流す作業をしました。引き上げればいいと思いますが、入り口が狭いため少しづつ流さないといけません。
水を流しながら、泥をパイプの中に少しづつ流しこんだため水浸しになってしまいました。
9人で作業し6時間ほどの作業でした。
月一程度で、他にもいろいろな作業をしています。
自分たちが飲む水なので、なるべく作業に参加していきたいと思いました。
出張中の・・
何をしたんかな
のびーが 体験した仕事を詳しく書いてほしいなあ。 飲み水の秘密なんだからさあ。
出張中の校長
れきし・・・
飲む水にも歴史があるんだな、きっと。
みんなで管理している水、おれらはのんでんだな・・。

私、今 東京の 池袋にいるんだけどさ、都会の人はどこから水が来て、安全な水を飲んでいるんだなんて、ほとんど知らないだろうなあ。

お疲れ様でした。
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