自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

あと一歩が… 【孵化記録】

2024年08月04日 10時16分06秒 | 日常生活

前回お伝えしていた孵化への挑戦からだいぶ日にちが経ちましたが、
結果を先にお知らせすると、その後孵化できた卵は0でした。

全部で3度挑戦し、
その都度湿度や温度管理など調整してみたのですが
孵化にはいたらず。

孵化予定日を数日過ぎ、孵化の見込みが無いとわかってから、
全ての卵の中身を確認してみました。

受精できていなかった卵はほぼなく、
全てに命が宿り、多くはあとは殻を破ってでてくるだけ…
という、くちばしも、足も、羽も、ヒヨコの形まで育っていました。

あと一歩、何がだめだったのか…

夏のキャンプがはじまり、一時休止していますが
環境をもう少し変えて、また挑戦してみたいと思います。


二度目の挑戦…🐣

2024年06月10日 17時53分41秒 | 日常生活

コケッツのお話。


まだ雪も残るある晩、小屋の中の鉄網の扉を閉め忘れてしまったのですが、
そのときにテン?イタチ?の襲撃をうけてしまい、オス・メスの2羽を残し、
死なせてしまいました…

それ以降、扉は必ず閉めるようにし、
雪もとけ、やっと久しぶりの外を楽しんでいたであろうコケッツ。
その2羽も、テンかイタチか、細長い小動物(ジェットが逃げ去る姿を一瞬とらえたそう)に
襲われてしまいました。
小屋をみると、穴が…。
テンかイタチも必死とはいえ、やはりショック…

町内の方からいただいてきた、北海地鶏の黒いコケッツがついにいなくなってしまいました。

▼ゴールデンウィークのキャンプでは、子どもたちにミミズをたくさんもらっていました。

  

黒コケッツの血をなんとしても…!
と、保管していた、死ぬまでにメスが産んでいた卵をあわてて孵卵器にセットしてみました。
10日経って検卵(暗い場所で卵にライトをあてて、中の成長具合をチェックすること)しても
命の気配が無く…
これ以上あたためても良くならなそうなので、最後に全部割ってみましたが、
10個全て無精卵のようでした。

最後の方は、オスが病気っぽく足をうまく使えていなかったので、
交尾ができていなかったのではないかと想像します。

北海地鶏の子孫を残すことはできませんでしたが、
丁度、有精卵をまりこさんからわけていただくことができたので、
そちらを孵卵器にセット!

10日経ち、検卵してみましたが…
北海地鶏の検卵のときと明らかに違う…!
はっきりと、血管がみえます!


孵卵器は自然学校が使わせてもらっている旧作開小学校と同じ年に閉校となった
町内の他の小学校に残っていたものをお借りしています。
自動で転卵といって卵を親鳥がするようにまわしてくれる機能はついていないので、
手動で。命が宿っているとわかってからは、転卵にもいっそう感情がこもりますね…!

まだ途中で成長が止まってしまう可能性も多いにあるので、
21日目をむかえるまではどうなるかわかりませんが…

孵化予定日は6/21です!

(ちこ)

 


2023年もよろしくお願いいたします

2023年01月06日 14時16分09秒 | 日常生活

\\謹賀新年🐇//
明けましておめでとうございます

旧年中もたくさんの、様々な方々にいろいろな形でお世話になりました。

昨年の冬は記録的に雪の多い黒松内でしたが、今年は今のところ例年より少なめの積雪。
これからどんな冬になるでしょうか。どんな冬でも、楽しんでいきたいですね❅

今年は久しぶりに年明けキャンプをお休みし、気持ち的にはゆったりと仕事始めを向かえました。
昨年は夏の1週間キャンプをはじめ、合同登山キャンプ、40kmウォーク、ウェールズ大学生の国際ワークキャンプ、大学生インターン受入…など、数年ぶりに実施が叶った事業が多くありました。
また、初の親子カヌー体験会、
コロナ禍に入ってから続いているキャンプ場受入、家族プログラム、ご友人家族での施設貸し、など、
様々なプログラムも行うことができました。


2023年もさらにワクワクドキドキなことをひかえているぶな森を、よろしくお願いいたします🙇


================
▼冬休み期間中もキャンプ場・ゲストハウス・校舎の貸切利用が可能な日があります。ご希望の方はお問合せください📲
▼お問合せやお申込みにも便利な公式LINEへの登録はコチラから→https://lin.ee/6aGwRqh


コケッツの更なる冒険~陽の光を求めて~

2022年01月20日 14時35分59秒 | 日常生活

大寒をむかえた1月20日の、”今日のコケッツ”。

2日連続となる晴天につられ、黒コケが1羽先陣を切ってメインストリートまで足をのばすと…
他のコケたちも後に続く。
澄み渡る青空と真っ白な雪景色に、コケッツのかわいいお尻がとても映えています。

 

 

次々と、どこかへ向かっていきます。

 
 
 
向かった先は、校長JETTの車の横。
なにをするわけでもないようですが、しばらく見ていると、みんなこの場所に集まってきました。
スタッフ内では、太陽の光が車に反射しその場所があたたかくなっているのでは?、という説が有力です。
 
車体に映る自分達の姿に見惚れているのでは?
という私の説はあまり票を得られず。
 
実際のところどうなのでしょう?
 
 
もう一つの人気スポットは、この2日間で現れてきた土の上。
僅かかながら顔を出す草を見つけてはついばんだり、ただ土の上にたたずんでいたり。
雪の上にくらべ、きっとあたたかいのでしょう…

 
そうはいかないとわかっていながらも、
このお天気が続くと良いな~なんて思ってしまうような、
とても気持ち良い晴れの日でした。
 
どんな天候でも風景が美しくみえるこの時期ですが、
青空の日はさらに美しさが増して見えます。
 
貴重なお天道様の光、ここぞとばかりに楽しんでいる(ようにみえる)コケッツを見ていると、
早くも春になってコケッツが自由に外に出れるときのことが楽しみになります。
…が、まだまだ冬も楽しみたい!

実際に、まだまだ冬は続くのですけれど、
かといって油断していると、あっという間に過ぎてしまうのが季節。
大寒を過ぎれば暦上では日ごとに春へと近づいていきます。
 
日々の雪かきや滑る路面での転倒(無事?に初ゴケはとっくに済ましました)、雪道運転など大変とされることも多いですが、冬を楽しみつくしていきたいと思います!!
 
ーーーーーーーーーーーーー
晴れの日が嬉しいのはコケッツだけではなかった!
つかの間の晴天を楽しむ大人達の話はコチラから▼
OGPイメージ

冬の晴れた日にスノーシュー談義 - 自然学校発 黒松内だより

先ほどの記事と同じく、1月20日、大寒。 日中は昨日に続き、一日中晴れ間が続くという久しぶりの晴天。雪も輝いて見え、こんな日はどこ...

冬の晴れた日にスノーシュー談義 - 自然学校発 黒松内だより

 

 


(ちこ)

コケッツ新メンバー加入!

2021年09月12日 17時32分48秒 | 日常生活
コケッツ小屋に、新しいメンバーを3羽むかえました!
以前、コケッツがたくさん増えた際にニワトリをわけていただいたときと同じ所からやってきました。
ブログを遡ってみると、2015年の記事(byMJたつみ)でしたのでもう6年も前のことになるんですね…
OGPイメージ

メンバーが増えました - 自然学校発 黒松内だより

新人?いいえ、コケッツです。先日まで1羽でしたが、今は15羽とかなりの大所帯に。また、おんどりも数羽いるため、一羽が「コケコッコー」を始める...

メンバーが増えました - 自然学校発 黒松内だより

養鶏場から廃鶏を引き取って面倒をみていらした方が飼えなくなってしまったとのことで、
自然学校にお声をかけていただきました。
今春14羽に増えていたコケッツ小屋にはもうあまり増やせるスペースもないので、
他の方にもお声がけしてみたところ、ありがたいことに2組の方で引き取ってくださることになりました。

ということで自然学校には3羽をおむかえ。

他とは種類が違う、白いニワトリが1羽。紅一点ならぬ”白”一点で存在感を放っていながらも他のニワトリからつつかれている様子を見て思わず一目惚れ(?)。
茶色いボリスブラウンが2羽。
こちらは、既にいる茶色コケッツと同じ種類なので、なるべくこれまでのコケッツと見分けがつくよう、羽色が少し違う2羽にしました。

少し羽も抜けており、茶色い1羽にいたっては首の細さが丸見えな状態…!
これまでも、ボリスブラウンは加入時に抜けていた羽も少しすると生えそろっていたので、
今回もそうなっていくと願い…。

 
引き渡してくださった方によると、みんな卵を産んでいたので3羽ともメスだそう。

が、なんとも立派な蹴爪をお持ちな白さん…
雌鳥でも蹴爪がでていることもあるとのことなので、卵を産んでいるところを見るまでは、オスメスどちらの可能性もありそうそうです。



オリジナルメンバーのコケッツ14羽も、新メンバーに興奮気味ながらも元気です。


少し新旧メンバーを一緒にすると、すぐにケンカがはじまります。お互いのために、しばらくは場所を分けての生活です。

新体制のコケッツたちを、よろしくお願いいたします!

(ちこ)



これぞリアルおままごと!?

2021年06月03日 18時32分36秒 | 日常生活

先日のまりっぺの記事にもありましたが

※詳しくはコチラ!

OGPイメージ

ワクワク草花遊び - 自然学校発 黒松内だより

トドマツの葉が緑色と新芽の黄緑色できれいなコントラストですね!北海道にしか分布していトドマツですが,北海道歴4年目にして初めてこの変化に気づ...

ワクワク草花遊び - 自然学校発 黒松内だより

大人達による大人達のための草花あそびで作った完成品は、ニワトリのコケッツに献上。






はい、どうぞ!
と、人間定義で”お行儀良く”、お皿(として用意した木の板)の上の数々の料理を食べ始める、ことはなく。

初めてみる形のものに、興味は示すものの、なんじゃこれ?と足でまたぐどころか、蹴散らしていくコケッツさん。
そりゃそうよね、こっちが勝手に食べて欲しいと思っても、それはこちらのわがままというもの。

諦めてのんびりしていたところ…





料理のうちの一品、フキの巻き寿司に気がついた一羽がツンツンつついて一口パクっ。
と、一気にガツガツつつきはじめました。
それを見た他のコケッツたちも食べ始め、押すな押すなの大繁盛。

これは…と、包丁をもちだし、フキを切ってみる。






切っていくそばから足りぬ足りぬと食べていくコケッツ。

こうして作った料理(※フキの茎を切っただけです)を、美味しい美味しいと(言われたわけではないですが)
食べてくれると、こちらもつい頑張って切ってしまう。

ふと、子どものころ良くおままごとで泥団子や草花を作り、食べるふりをする…という遊びをしていましたが、
これはおままごとで切り刻んだ草花を、すぐに食べてくれる相手がいる…
究極の(?)おままごとなのでは!?

トントンと包丁できざみながらふと、子ども達と一緒に楽しめそうな作業の可能性をかいまみた穏やかな日の午後でした。


(ちこ)


薪仕事開始🌳

2021年03月15日 14時13分08秒 | 日常生活

今年は地域の方々から木をたくさんいただくことができたおかげで、
冬のための薪を充分に用意することができました。

自然学校の事務所は薪ストーブでぽかぽか。
いつもは薪小屋が空になるのが先か、春が来るのが先か…というギリギリのせめぎ合いでしたが、
今年は残りの薪の心配をすることなく冬を過ごすことができました。
有り難い…。

と、ホっとしていられるのもつかのま、来年も安心して過ごすためには、
今年も薪仕事が待っています。

ということで、晴れた穏やかな日に今年の薪仕事をはじめました。

敷地内の、立ち枯れや密集している細めの木を倒し、ストーブに入る長さに玉切りに。
あとは、人の手をかりながら割って乾燥させていきます。

ひとまずは木を倒して玉切りにするところまでで終了。
冬のあたたかさの為に、今年も頑張ります。

  

(ちこ)


屋根の雪おろしデビュー

2021年01月18日 14時26分23秒 | 日常生活
北海道に来て初めて”雪かき”に出会った横浜出身のスタッフちこです、こんにちは。

8シーズン目の冬を迎え、(手での)雪かきにはやっと慣れてきたかな?と感じていましたが、
ついに屋根の雪おろしデビューを果たしました。

これまでは積もっても日中の気温で融けて落ちていた雪が、
今年は例年にない寒波のおかげで屋根の上には雪がたまる一方。
 
黒松内の町中でも住宅や小屋の上の雪おろしをする人達を見かける回数が増えてきました。

そろそろ自然学校でも屋根を支え続ける手作り小屋の柱が心配になってきたので、
満を持して屋根の上へ!
毎年この時期は屋根の雪下ろし中の事故が報道で流れていますが、
これは本当に気をつけてかからないと危ないなと実感。

一見軽々と、地上と同じような感じで作業されているみなさまのバランスと足腰の強さ、すごい…

スコップ&ママさんダンプの手を借りながら、なんとか雪をおろすことができました。

ふわっふわのさらさらパウダーが、融けて固まるとカチンコチンのブロックに。
あらためて雪ってすごい…

BEFORE
AFTER




(ちこ@全身バッキバキ)

2021年もよろしくお願いいたします

2021年01月17日 12時11分55秒 | 日常生活

ご挨拶が遅くなりましたが、寒中お見舞い申し上げます。

激動と言われる2020年も、ぶなの森自然学校ではできることをコツコツと、
そしてウイルスの影響もなんのそので日々変わりゆく自然界の力強さを感じながら活動してまいりました。

2021年も、そんな自然の中での活動や、
今だからこそできる活動を大切にしていきたいと思います。

本年もますますよろしくお願いいたします。

黒松内ぶなの森自然学校 スタッフ一同


つかの間の雪景色

2020年11月11日 15時53分24秒 | 日常生活

先週ちらりと降った初雪は積もらず。
昨日から、また雪が降っているなあと、雪を見ながらもまだまだ。
なんて思っていたら、積もりました。
朝外に出ると雪景色。そこまでの積雪でもありませんでしたが、家の周りは今シーズン初の雪かき。

校庭も、裏のキャンプサイトも(冬季も営業中です!)、
初の雪景色に。

    

外回りの片付けがまだでも、雪囲いが終わってなくても、
空はそんなのおかまいなし。

幸い、根雪にはならないようなので、
この雪が消えたら、次に降るまでの猶予期間中に外の作業を終えなければ。

いよいよ冬の到来を認めずにはいられません。

まだ枝に葉が残っているうちに雪が積もった、今の時期にしか見れないこのコンビネーション。
黄色や赤の葉が、地面の白によく映えます。今年もこの様子を見逃さずに見ることができてよかったです!

  

(ちこ)

 


やってきました、新メンバー!

2020年10月14日 16時44分33秒 | 日常生活
去る9月26日、コケッツ達に新たな仲間が加わりました。
 
烏骨鶏の、メスとオスのペアです。
 
たまたま、近くにお住まいの方がコケッツ達を目にし、
烏骨鶏ちゃん達を引き取らないか?とお声がけくださいました。
 
その話しの翌日にはぶな森に到着!
 
はじめは他のコケッツや私達にビクビクしていましたが、
場所にはだんだん慣れてきてくれたよう。
 
小屋からずっとでてきませんでしたが、
今は2羽とも小屋の中と外をいったりきたりしています。
 
相変わらず、先輩コケッツお姉さん方には威嚇らしきものをされていますが、
ご飯も姉さん達の目を盗んで食べれるように。
 
 

(オスがとてもすばしっこいので、このあとはずっと小屋の中にいます)



 
ある日、朝ご飯をあげた後に卵チェックをすると…
んん!?数も多いし、一つだけ色や形が違う…

ついに!烏骨鶏のメスが卵を産みました!
ありがたくいただきます。

ついつい場所を変えて撮影してしまいました。





 
 
ありがとう…!
 
 
まだまだ、みんな仲良く、までの道のりは通そうですが(はたしてその日は来るのか…?)
コケッツ、そしてウコッケ達を、よろしくお願いします!




(ちこ)

海xおじさんxボランティア

2020年07月01日 16時34分55秒 | 日常生活
近くに海があり、近所に素敵なお兄さんおじさんが住んでいたりすると、
海の幸をたくさんいただけることがあったりして。
 
そしてたまたま、ボランティアさんが滞在していたりなんかすると…
急遽開催!キッチンまりこのさばき方講座!
 
まりこさんからの手ほどきを受け、二人でどんどん処理していきます。
 
 

今日は、ボランティアZちゃんの滞在が知れ渡っていたのか、
ありがたいことに作業がいろいろと舞い込んできました。
こちら、Zちゃんの力も借り、集めたヨモギとササの葉。
何になるのか、楽しみに待っているとします。


自分たちでもちょっと試しに。
うーん、奥が深そう。




グラッチェやコケッツのことも、とっても気に入ってくれました。
 
ありがとうZちゃん!
 
 
ぶな森での、とある1日でした。
 
(ちこ)

春の雪

2020年04月23日 17時04分19秒 | 日常生活
寒いね~
会う人会う人と話をしていたら、ひょうがパラつき、思わず うっひょう!
 
峠では雪が降ったそう。
雪解けの早かった今年ですが、4月中旬以降寒い日が続いています。
 
でもさすがにこれが今シーズン最後となるでしょうか。
(ちこ)

清二郎の森の道づくり始動! 2020 ver.

2020年04月19日 17時13分34秒 | 日常生活

ある~日 森の中~ 
道をつけに行ってきました。
刈払い機でバーっ道をつけ、
後ろから剪定ばさみでチョッキンチョッキンと刈りきれない根元や高い位置のものを。

  

道づくり、といっても年に1回(できなかった年もあり、その翌年は笹の繁殖力を実感したのですが)
は刈っている道なので、だんだん歩きやすくなっている、気がします。

WTNBさん、CHN、ありがとうございます…!

キクザキイチゲに紛れるカタクリを横目に奥へと…

 

この道を行くと、水芭蕉やエゾノリュウキンカが一面に広がる湿地帯に出ます。
水芭蕉は、既に花の時期は終わりを迎えている様子でしたが、ギリギリ白と黄色を楽しむことができました。

   

 

 

エゾノリュウキンカは好きな花の1つなので(今のところ暫定で)ついつい写真が多くなります。
一輪咲きっぽく咲いていたのでアップにしたらピンボケしたのは残念ですが…
こんもりと、水際にブーケのように咲いている様子がとても好きです。

奥へと進み、現時点での道の最終地点に到達。
少し広場っぽいエリアも拡げてきました。

途中にあったこんな場所。
木のまわりをよく見てみると、笹の下からカタクリの葉っぱが見えます。

    

「このあたりは、笹を刈ったらきっとカタクリが一面ひひろがるよ」
とのとあるWさんからのアドバイスを頼りに、笹をチョッキンチョッキンすることに。

笹にとってはとんだ災難かと思いますが、
さて、これが吉と出るか凶と出るか…わかるのは来春以降でしょうか?

ちなみに作業後はこのような感じに。

 

せっかくここまで来たので、いろいろと遊んでいると、
あら、こんなところに行者ニンニクが。

 
行者ニンニク、キクザキイチゲ、エンレイソウのテンションのあがる3ショットにも出逢えました。

 

帰り道には、バックの川の流れによく映えている、
ヤチブキが。

エゾエンゴサクのバックにそびえ立つ山も美しい。

  

楽しい森の道づくりでした。

(ちこ)

 


春の恵みとコケコッコー

2020年04月15日 13時25分37秒 | 日常生活
春の恵み。


野山で次々と顔を出し始めている山菜もそうですが、
自然学校のグラウンドにも春の恵みがやってきました。

冬の間、ずっと鶏小屋の中で過ごしてきた鶏のコケッツが、春になり雪が融けると、春の陽気に誘われるようにお外にでてきます。
今年はスーパーボランティアTさんがコケッツのお庭にテキパキと網をはってくださったおかげで、例年より早めに外で砂あびや日向ぼっこを楽しんでいるコケッツです。

あたたかいのと、太陽よ光をあびるので、
コケッツも良い感じにタマゴを生んでくれています。

コケッツはみなさん女性なので、全て無精卵。
ありがたく、私たちでいただいています。

ここで暮らすうちに人間慣れしたのか、逃げることを諦めたのか、うちのコケッツさんは子ども達にもつかまってくれ、ダッコされたりしてくれる、
アイドル鶏です。

砂浴びの様子がとてもキュートなので、写真に収めたいのですが、近づくと、餌がもらえると思い寄ってきてしまうので、なかなか良い画が未だに撮れずにいますが、撮れた暁にはこちらでも御披露目したいと思います。