自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

スタッフが雪で遊ぼう3 「蛇の道は◯◯」

2015年03月12日 18時11分31秒 | つれづれに・・・
昨日も書きましたが、温かい日が続いた後に雪が降りました。
今日も10cm近くつもりました。
冬眠もそろそろ終わりか…と思っていた動物も、急な冬のぶり返しに驚いたことでしょう。

この地域で冬眠すると言えば、クマ、ネズミ、カエル、ヘビなどかな?

おっと、積もった雪の上にヘビが這ったような痕跡が…


中々続いております…


こっちは自然学校の方向なのだけれども。

確かに去年、ペロの近くや(2014/7/21)
http://blog.goo.ne.jp/haruneos3/e/3b39ba9d9b8fb53f4de875971b2c6e56

学校の玄関(2014/9/13)で見つかっていましたし…
http://blog.goo.ne.jp/haruneos3/e/6416a51783139d3df7a6f27de026de84


もしかして冬眠明けて出てきてしまったヘビが寒くて学校の中に入ったり...





ハイ。というわけで実はスコップでした。
引きずって引っ張るとこんな風に波波の跡が付くのです。
ヘビは寒くて、きっと地面の中でしょう。


一冬で10回弱くらいはやろうと思っていたのだけれど、今回で3回。
案外、やる機会が無かったこの企画。
やる気が無かったこの企画、ではない。やる気はあったのだ。当初。

やはり結局のところ、自分一人で「ちょっとおもしろいことを」というのはモチベーションが上がりにくい。
目の前に誰もいないのに一人漫才をするようなものだし。
しかも今回面白くも無かったですね。
難しいですね。

春までに、次は頑張ります。
(たつみ)

山崎亮氏講演会

2015年02月26日 22時32分37秒 | つれづれに・・・

本題の前に小話を。


昨年の6月頃、シマリスの死骸を見つけました。

結構きれいなまま死んでるなぁ、とか、
やっぱり北海道にはシマリスが普通に生息しているんだなぁ、とか
考えていました。

そして今回、前回見つけた所と1キロくらい離れた橋の付け根で、死骸をまた見つけました。

可哀想になぁ、と思いつつも、せっかくだから地面に埋めて骨格標本でも作ろうかなと思い、車を引き返して死骸を拾いに行きました。

車を手前で止めて、よっこらと降りて近づいた所、


 バ ナ ナ の 皮


でした。

黄色と、傷んだ黒色が見事なシマシマを作っており、また裂け具合が胴体と尻尾を見事に表していました。
大きさも丁度だったのですねー 騙されましたねー

標本が作れない残念さと、こんな勘違いというオイシイ経験と、リスが死んでなくて良かったと、なんとも不思議な気持ちになりました。


………

さて、その夜は黒松内町の主催の、山崎亮氏の講演会。
山崎さんはstudio-Lという団体の「コミュニティーデザイナー」だそうです。



見よ、この満員。

壁にも後ろにもパイプ椅子を設置してギリギリいっぱいです。


1時間半の講演でしたが、時間いっぱい、興味深く、面白く、また意識を変えるようなお話をしていただきました。
大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。

また、役場の方の広報の力も大変大きいのですが、そしてこれだけたくさんの町民が参加されました。
具体的なプランや意識の具合は異なったとしても、「黒松内町をより良くしたい!」と思う町民が、これだけいるという事です。

嬉しかったです。
また我々も精一杯地域支援をして、この町を盛り上げていきたい、その一助となりたいと思いました。


(たつみ)

おとなチャレンジ? 冬の一人40kmウォーク

2015年02月04日 23時59分59秒 | つれづれに・・・
たつみです。

休暇日に、40kmウォークをしてきました。
皆様御存知、年に二度のぶな森一大イベント(一大なのに二度なんだな) の時は運営側なので、当然ながら「参加者」として楽しむことができません。
大人だって、いや大人だからこそ自己の思い切りをぶつけてみたい、そう思いませんか?

しかし今は冬。花も恥じらうどころか、鼻も白む季節。
気温・天候もさることながら、路面状況も厳しいと言わざるを得ません。
これは大人チャレンジですかね。今年度第4回目ですね。

しかしせっかくの雪ですので、下り坂はソリを使って滑ることにしました。
もちろん車両には気をつけて、です。
これで、冬道のマイナスを一部プラスに帰ることができるでしょう。


さて、2/4はいい天気でした。
青い空、白い雲。
しかし気温は9時時点で0℃、風速は5m/sを超えています。結構寒い。

10:09 静狩の浜辺を出発。自撮りイェーイ。


10:22 路面は薄く雪が残って凍結している感じ。まだ静狩


11:47 積もった雪の上を歩き続ける。汗びっしょりでしんどい。何故スノーシューをもってこなかったのか。


13:28 大成小学校到着。平地は素晴らしい。だいたい1/4の距離にいるが、3時間かけてしまっている。先行きに不安を感じる。


13:31 大成小学校で昼食。セイコーマートで買ったおにぎりとパン。飲み物はキッコーマンの醤油(嘘)。


14:20 やっと下り坂… なのだが、路面はコンクリートむき出し。ソリとはなんだったのか。


15:04 道の駅到着。いわゆる20kmウォークスタート地点、40kmウォーク半分。休んでいると苫小牧へ向かう途中のモンキーに出会った。20分も休憩してしまった。


17:01 熱郛高原は通らず。暗くなってきた。この後、反射板を装備。


18:04 ぶな森前通過。このまま帰ってしまいたい。


18:40 寿都に入る。フラッシュの都合で看板が浮いて見える。


19:06 ゴールの湯別の湯に到着。極楽はここにあった。温泉と夕食を享受。



こんな感じでございました。
一部ルートを変更しているので最終結果は 距離:37.1km、時間:8時間57分
比較のしようはないですが、まぁ妥当ではないでしょうか。

結局、ソリは使わず。荷物の邪魔でしたね。
ファーストエイドセットや雨具などを使わなかった事はよかったです。


さて一人とは言いましたが、途中の定期報告、送迎、忘れ物のお届け物などでサポートをしてもらいました。やはりこのプログラム、一人ではできません。

改めまして、
おとなチャレンジ? 冬の37kmウォーク、無事に終了です。

(たつみ)

今年のご挨拶&2014冬のアドベンチャーキャンプ

2015年01月10日 21時11分15秒 | つれづれに・・・

あけましておめでとうございます。

昨年も多くのご支援やご参加をいただき、ありがとうございました。
今年もどうぞ、よろしくお願い致します。


年末年始、スタッフはお休みをもらいまして、それぞれ地元に帰ったようです。
私、たつみは、愛媛で正月を迎えました。瀬戸内海の暖かな日差しが身にしみました。


さて、現在は冬のアドベンチャーキャンプの最中です。
既に3日目が終わろうとしています。

詳しい内容に関しましては、こちら を御覧ください。




(たつみ)

まき資材整理

2014年05月21日 17時32分18秒 | つれづれに・・・

自然学校体育館裏。

シラカバの並木が並ぶ横。

体育館の壁に沿って、それは在る。



それは、ほぐした納屋。


これは夏季のすいさんや、冬季の薪ストーブに使われる、まき資材です。

これは全体の1/3くらいなのですが、見ての通り、少々?散らかっています。


私「たつみ」は、4月の中頃に高木さんから、このまき資材の整備・管理担当を頼まれました。
任された当日とその週は、如何にやっていくかを考えていたのですが…

…正直、すっかり忘れていました。



もう5月も終わりが見えてきて、夏季もそろそろ始まります。
ここが汚いと流石にダメだ!


というわけで、本日
まっすんと一緒にどうキレイにしていくか考え、整備開始。

使える資材と、角材と板材と…
種類と大きさがなかなかバラバラです。



というわけで、本日の作業結果がこちら。



角材を右手にまとめました。

次は写真左側の板材に取り掛かりたいと思います。




もう、夏はすぐそこです。


(たつみ)

よいお年を!

2009年12月28日 11時43分47秒 | つれづれに・・・
今年最後の利用者あそベンチャーすくーるの
みんなが帰って行きました。
しめ縄づくりに小樽に移動するようです。
いよいよ年越し、お正月ですね。
みなさん今年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 
(ぶな森スタッフ一同) 

* * *

来年の抱負をみなさんに聞きました





まずは冬長期!全開であそんで熱くなる
やんちゃっこ農園の理想をもっと広げるために学びます
(まむ)

自分が楽しいだけじゃなくて、周りも楽しくなるような
ぼんやりしすぎないで自分で動き出す1年にするぞっ!
(いなり)

自分の意思をしっかりと持って行動し、
自分色を出していきたい!
(ジョイ)

熱い想いを忘れずに士気を持って頑張るぞ~!!!!!
(ぶる)

今年から始めた「人知れず、平々凡々」 
来年もつらぬくぞぇ~
(●●●の影武者・ホッシー☆」







2008年06月26日 21時18分17秒 | つれづれに・・・




 今、歌才ブナ林ではギンリョウソウがそ
ろそろ咲き出してきました。

 銀の竜の草と書いて、銀竜草(ギンリョ
ウソウ)。

 これを最初に見つけた人は何を思った
のでしょうね。





私が最初にこれを見つけたときは、

これが噂のギンリョウソウか!!

別に噂になっていたわけではないのですが、思わず心の中でそう叫んでいました。

やはり、男だからでしょうか・・・。

「銀の竜」

「シルバードラゴン」

子供っぽいですか・・・・。





花を見ると、私はよく「花言葉」と言う言葉を思い浮かべます。

何一つ知りませんが・・・・、


ギンリョウソウを見つけたとき、

「白く」

「気高く」

「美しく」


まるであなたのように・・・・。





最近ようやく少しだけ、花の名前を覚えてきたような気がします。

花を見たとき、

いろんなイメージが膨らめば

と思います。



心が不安定な時、

光に照らされ、

風になびかされ、

花の前にたたずんでいる私は、

あなたに魅かれています。


                             (あにぃ)

暑い

2007年06月13日 22時06分21秒 | つれづれに・・・


昨日12日、気象庁の全国の観測点における最高気温は、上位10箇所中9つが北海道だったそうです。フェーン現象の典型であったようです。

ともかく、北国人にとっては暑いのなんの・・・。この二日間は真夏でした。
朱太川の河畔林はまだまだ生茂ってゆくのですが、風景は8月のようです。 

ごんぼほり

2007年04月23日 23時38分57秒 | つれづれに・・・
「ごんぼほり」「ごんぼほる」という北海道弁(だろうと思います)があります。いったいどんな意味がわかりますか?

ヒントは次の写真です・・・。


                    


 これが・・・・通称、

根わさび であります。  北海道の畑の際などにはえています。日当たりは比較的良いけれど、水もあるという場所が最適環境かもしれない植物です。私の天敵であるエゾノギシギシ同様にとても生命力の強い植物で、根っこの切れ端さえあれば、翌年発芽して来ます。 写真は、食用にした残りのわずかな根っこを植えてから発芽して2,3年目のようです。

しかし、ギシギシの方が増えるなあ・・・。 それはさておき、このワサビは、開拓期に農耕馬が食べたんでしょうか・・・、外来種なんでしょうか・・・、ホースラデッシュともいいますが、

この根っこの様子をみてください・・・。
あばれるように伸びてるでしょ。

北海道弁で、子どもがダダをこねることを、「ごんぼ掘る」といいます。
手足をバタバタして、「アレかってぇ~!!」とダダをこねて暴れているみたいに見えるショ!

だから、別名 ごんぼわさび ともいいます。

「ごんぼほり」はダダをこねる子、人。「ごんぼほる」はダダをこねること。
この方言の由来が、先日わかって、スッキリしたッショ!!

うーん・・・??

では、 「ダダ」はなんだ?  なんか こねるものなんかなあ?






ブログにしました

2007年04月19日 15時29分24秒 | つれづれに・・・
                   

これまで「黒松内だより」は、自然学校のHPのページとして作成していましたが、過去の記録は蓄積されていないので、これからはブログ形式にします。

よろしくお願いします。 過去一年の黒松内たよりは HPよりご覧いただけます。

今後ともよろしくお願いいたします。