自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

新年度初日はポーランドのご家族とともに

2018年04月01日 17時32分00秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
新年度初日はポーランドからのご一家とブナ林へ。

お父様のお誕生日記念旅行とのこと。
まずはブナセンターでブナの音を堪能。
歌才ブナ林では、木々に囲まれたなか観光協会さんからの粋な手拭いとポストカードに、家族からの歌のプレゼント。

ポーランドにもブナはあるのですが、なんと娘さんはブナ花粉のアレルギー持ち。なのでブナは少し苦手なんだそうですが、花粉が飛ぶ前で良かったわ!と、スノーシューハイクを楽しんでいました。

かんじきを履いてのガイドは今回が最後になりそう。
これから季節とともに変わりゆくブナ林の様子を、海外のお客様と一緒に楽しみたいと思います。

 

(ちこ)

2017冬のお味噌づくりエコツアー

2017年02月19日 18時57分25秒 | エコツアー・農山漁村ツアー

今年もやってきましたこの季節。

今回は本州と苫小牧からのお客様お二人をむかえてのスローライフエコツアーでした。
二日間の様子をダイジェストでお届けします。

1日目のスノーシューハイク は、少し風も強かったため、
お手軽にブナ林が楽しめる散策路、ブナセンターの奥にある「ブナの小道」 へ。

入り口へ着くと、これから行こうとする道には既に足あとが。先客の痕跡!
足あとを見ると、まだ雪に埋もれておらず新しそう。
探偵気分で、この人はどこへ向かっていたんだろう、と考えながらのんびりと散策。
動物の足あとも発見。こうして先に来ていた人・動物の痕跡が見られるのが、冬の楽しいところです。 

 

良さげなツルがあったので試乗。残念ながらブランコにできる強度はありませんでした。

 

降りたてのフワフワふかふか新雪を楽しみながら、
少し行くとすぐにブナがたくさん視界に入ってきます。
もう少し奥にいくと、こんなに大きなブナが。 

生クリームのようになめらかできめ細かい新雪にテンションがあがるハイキング女子会の面々。
背中からダイブ!服のシワまで跡が残るほどのきめ細やかさ。
思わず、顔からもダイブ!帽子や鼻、唇の形まではっきりととれました。 

    

一時間程の散策後、ブナセンターにお邪魔してホッと一息。
ブナセンターの方がブナ材でできたパイプオルガンの演奏を披露してくださいました。
順番に私達も演奏体験させてもらい、展示品の冬芽も紹介してくださいました。種類によっては、既に芽吹いているものも!
ブナセンターさん、ありがとうございました。 

  

夜は遊びに来てくれた元ぶな森スタッフのFMZも合流し、
キッチン、もといダイニングまりこのご馳走で女子会です。

 

さてさて、女子会で大盛り上がりした翌日は、
いよいよお味噌づくり。

この日のために、ぶな森では麹菌からこうじくんを育てていました。

一定の温度を保って温めたり、冷やしたり。
いわゆる、菌!という感じがする、ホワッとした白い部分が少なかったため、
無事にできたのだろうか…と当日になって急に不安になるスタッフ(私)。 

 

   

エコツアーでは毎回お世話になっている、
作開地区の先生に麹の出来をチェックしてもらいます。


ドキドキ…。

 

「いいんでないの」いただきました!

先生によると、私が麹だと思っていたホワホワなものは、
発酵しすぎている状態だそう。
お味噌にして、寝かせてから更に発酵できるよう、麹はまだ発行できる余力を残すぐらいが丁度いいとのことでした。

一安心したところで、お味噌づくりに取り掛かります。

ミンサーで朝から似ておいた豆をつぶし、塩と麹を混ぜたものをさらに豆と混ぜ合わせ、
空気が入らないよう、愛をこめて樽にたたきつけます。
塩で重石をし、封をして今日の日付をメモしたら、完成! 

   

一人5キロあたりのお味噌ができました。
半年後に天地返しをし、寝かせておくとおいしいお味噌になっているはず。
冬に作ったこのお味噌も、食べられる頃には季節は夏ですが、
今からお味が楽しみです。

午後は寿都のペンション・メローでおいしいパスタとパンのランチをいただき、
今年の冬のエコツアー、無事終了しました。

冬ならではの歩き方に、手作りお味噌。
ゆったりとした時間を素敵なお客様達と過ごした二日間でした。

来年度も、今回いただいたリクエストをもとに、
いろいろなツアーを考え中ですので、
みなさまぜひ黒松内ライフを楽しみにいらしてください。

(ちこ) 

 


初めての○○ガイド

2016年10月20日 17時10分52秒 | エコツアー・農山漁村ツアー

明け方には”これがバケツをひっくり返すような”雨か、というような大雨と
これまた北海道に来て以来初めて聞くような雷鳴が轟いていましたが、
本日ガイドデビューをしてきました。

お客様はシンガポールからいらしていた3世代、12歳の男の子から80代のお祖母様までの5名 。
今回は、初めて英語ガイドをさせていただきました。

一年中温かいシンガポール(今も33度ほどあるそう・・!)では見られないという黄葉、
そしてやはり黒松内にいらしたからには堪能してもらいたい、ブナを中心に見ながら歩きました。

3世代での散策ということで、距離が短く緩やかな道ながら、
ブナを始め代表的な木々を見ることができる、ブナセンターの近くにある「ブナの小道」をご案内しました。

 

話に夢中になりすぎ、撮れた写真はこの一枚のみ。
気温も低かったので30分程歩いて~…の予定が、
日本の動植物に興味津々なみなさまと話しながら歩いて戻ってくると
いつのまにか1時間ほどの散策になっていました。
丁度散策を終えた頃に、ひょう?あられ?が降り、みなさん喜ばれていました。

ブナセンターではブナの木で作られた椅子やブナオルガンの演奏を楽しみ、
次の目的地、ニセコへと発たれていきました。

普段のガイドを英語で…ではなく、
全く違う環境からのお客様とは日本・黒松内のことについて様々お話でき楽しかったと同時に、
難しさ、責任の大きさも感じました。

海外から黒松内へいらっしゃるお客様も増えているとのことですので、
次の機会までにレベルアップしたいと思います。

(ちこ) 

 

 


作開熊野神社際 例大祭 宵宮祭

2015年08月20日 08時30分19秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
タイトルの通り、作開でのお祭がありました。

作開地域住民全体でのお祭りです。
私は今年2回目でしたが、朝からワクワク。

9時から、男衆は神社や鳥居周りの草刈りやお堂の準備。
女衆は昼食の差し入れと夕食の焼き肉の準備という役割分担です。



私は午前中いっぱい刈払い機で草狩りでしたが、天気雨にしてはかなり勢いの強い雨が降ったり止んだりでびしょ濡れに。
午後はテントの設営と、境内で大きくなって邪魔になった木の撤去をして、15時頃に男衆女衆どちらも仕事終わりの解散になりました。

7時半からお祭りが始まります。
実に、地域の祭り事と言った感がして、非常に面白い。
30分程度の催事でした。



この期は焼き肉があり、みんなでワイワイと過ごしました。
本宮祭は宿泊体験学習があるため参加できず宵宮祭のみでしたが、楽しかったです。


あと内容違いかもしれませんが、学校掃除をしていたら、廊下の隅にコウモリが。


横の扉を開けても無反応でした。眠いのか?
ネズミみたいで可愛らしかったです。

たつみ

春の食卓

2015年04月17日 10時17分52秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
自然学校の昼食は、まかないを作って食べています。

ご飯は前日の冷凍ご飯、乾麺などは買ってくる事が多いですが、他の食材は戴き物を使ったり、畑のもの、自生しているものを使っています。
前日の残りものがたくさんあった時は安心ですが、大飯ぐらいが多い昨今のスタッフ事情では、あまりそうもいきません。
食材とにらめっこして、作れる料理を考える場合もあります。

しかしながら、

秋:ジャガイモを始めとして、色々な食材を地域の方からいただく。学校の畑も取り納め
冬:豊富な備蓄を使う。卵は無い。
春:備蓄していた食材はなくなってくるが、山菜などが採れる。鶏が卵を産み出す。
夏:畑の野菜が取れる。シーズンに入るとまりこさんが作ってくださる

と、なんだかんだ色々な食材がキープされているため、実は食材に困ることはあまりありません。
本当に、乾麺を購入するくらいで事足りるのです。

そんな食事事情なので、食卓にのぼるものは季節の食材が多いです。


さてその中でも、この日は特別でした。

まず、個人的に興味があったエンゴサクを


それから花壇横に生えまくっているツクシを駆除を兼ねて


また、ニワトコの芽やシャクも採ったので、当初これだけの食材が揃いました。


エンゴサクとシャクをおひたしにして、ツクシのはかまを取って油で炒めて、ニワトコを天ぷらにしている所で、ホッシー達がコミュニティーファームから帰ってきました。

実は私(たつみ)はオフでして、のんびり散策・収穫、ついでに勤務スタッフと料理を食べようかな、と気軽に考えていました。また学校にいたスタッフは2人しかいなかったため、3名程度が食べる料理を想定して調理していました。
が、コミュニティーファームから帰ってきたのは5名。合計8人となってしまい、これじゃあ足りない。

ホッシーはヨモギを採ってきており、これも天ぷらにする予定だったとの事なので天ぷらの具材が増えました。
しかしそれでも足りないので、先日高木家に届いてスタッフも使っていいよと言っていただいたタケノコ(ササノコじゃないよ)も揚げちゃいます。

冷凍ご飯が足りないので、じゃぁ主食を足すけれど何が有る? →皿うどんがある! 調理開始!

また、ホッシーが昨日岩内に行ってきてもらってきたアワビも登場



と、次々に食材や料理が増えていき、こんな豪勢な昼食になりました。


なんと、9品。 (8品だったらSPring-8だったかな)







みんな自然と顔がほころぶ、話が弾む、そんなお昼になりました。
「昼食」というよりは、「昼食会」といった感じでしたね。

食後は、豆腐屋で買ってきた豆乳を使いつつの、チャイをいただきました。
最後までバッチリです。



(たつみ)

裏山スノーシュートレック

2015年02月19日 10時16分07秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
今週末のエコツアーのスノーシュートレック下見で、学校の裏手にある森、丘陵地を散策してきました。



ゆっくりと1時間ほど歩くと日本海が見られ、なかなかの眺め。
いつもは大きくそびえているように見える裏手の山もすぐ間近に。


歩きながらいろいろなものも発見できました!

フリーズドライよもぎ。


フリーズドライアケビ


のぞき見窓?
 

どこへ行くのかな?
 

本番でお客様とわいわいと、一緒にいろいろと発見しながら歩くのが楽しみです♪

(ふみぞう)

黒松内を楽しむスローライフツアー① ~お豆腐作り~

2015年02月01日 17時47分13秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
冬のエコツアー第1段、2日目の本日はお豆腐作りです!
今年もご近所のお母さんに講師として来ていただき、町内のブナセンター食工房にて、お豆腐作りをし、お昼ごはんも、お豆腐やおからなどを使って自分たちで作って食べてきました。



まずは豆すり。
 

ふっくらとした大豆を機械ですりつぶしていきました。このすり潰された状態が「呉」。
お昼ごはんの呉汁のために少し取り分けて、あとは煮ていきます。


大豆7kg、豆腐30丁分なので、大きな釜で、大きなヘラで混ぜながら煮ていきます。
まるで給食センターですね。

煮た大豆は専用の機械で絞っていき、「豆乳」と絞りかすの「おから」にします。
みんな、できたての豆乳を試飲。
 

うまい!
大豆の風味をたっぷりと感じられる豆乳でした♪
この豆乳ににがりを入れて、しばらく置き、型に入れて固めます。
型に入れる前にはお昼ごはん用に、ちゃんとざる豆腐を取り分けておきました。


こちらも味見してみると、本当にうまい!!
やわらかくてとろけるようでした♪


一方のお昼ごはんづくり。
昼食メニューは黒豆おこわ、呉汁、炒りおから、おからコロッケ、豆乳プリンと、もちろん作りたてのお豆腐とそのざる豆腐。

各所で談笑しつつ、着々とお昼ごはんづくりが進められました。
   


さらに今日は、冬のエコツアー第2段、お味噌作りのための麹づくり作業も同時に行なったので、みんなフル回転でした。
    

昨年は残念ながら失敗してしまった麹づくり・・・。
今年こそはちゃんと成功させよう、こうじくん!


そうこうしているうちにあっという間にお昼の時間。
少~し早めでしたが、固めていたお豆腐を水に入れてしめ、こちらもごはんの食卓に。



みんなで作った大豆ばかりのごはんを、みんなでいただきました!
 

お豆腐とその副産物でこれだけの品ができるとは。
お豆腐ってすごいですね!


食べ終わったら休む間もなくお片づけ。
たっぷりのお豆腐とおからなどもおみやげに。


ちょっとせわしなかったですが、幅広い世代、地域のみんなが交流でき、おいしいごはんもいただき、心もおなかも満足な2日目となりました。

お越しいただいたお客様にも黒松内を楽しんでいただけたようで何よりです。
今月21-22日には冬のエコツアー第2段のスノーシューハイクとお味噌作り。
こちらも参加者まだまだ募集中です!
こうじくんをしっかり育てて、お越しになる皆様をお待ちしております。

(ふみぞう)

黒松内を楽しむスローライフツアー① ~歌才ブナ林スノーシューハイク~

2015年01月31日 17時29分56秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
黒松内を楽しむスローライフツアー第1段、「冬の森を歩くスノーシューハイクとお豆腐作り」に3名のお客様がいらっしゃいました!

札幌から、余市テラスでコーヒーブレイクなど寄り道をしつつ、4時間強かけて黒松内へ。
道中ずっと青空が望め、日本海や羊蹄山を横目に楽しみながら、いらしてくださいました♪

黒松内に到着したのが13時過ぎており、おなかはグーグー。
寿都町道の駅のお弁当『船澗弁当』(寿都名物の小女子の佃煮と岩のりがぎっしりと詰められたお弁当!)を食べて腹ごしらえしたら、早速、黒松内が誇る歌才ブナ林へ出発。




気持ちのよい青空の下、雪に覆われた歌才ブナ林をゆっくりと散策しました。



ところどころ、アップダウンを越えつつ、森の住人や訪問者の足跡も辿りつつ、雪が厚く積もって本体のわからない橋を渡って天然記念物エリアへ。
    

ブナの大木やキハダの大木とお会いし、森の豊かさを感じ、尻すべりでスリルも楽しんだ散策でした。



すばらしいお天気で、冬の森の美しさをご覧いただけて、本当によかったです。
スノーシューハイク、ほんと、いいですね♪

(ふみぞう)

麹作り~頼んだよ!麹の麹くん~

2014年01月21日 17時17分11秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
今月25日から始まる「2014黒松内冬のエコツアー~黒松内の雪景色と食を楽しむスローツアー~」
でのメイン行事の1つである「味噌作り」に使う麹を作りました。

蒸したお米を・・・                  
  

麹菌好みの温度になるまで混ぜて、あおいで、冷まします。




麹くん投入!全体にまわるように混ぜて混ぜて・・・
 

手ぬぐいで大事に大事に包みます。                
   

 麹くんが元気に活動できる温度を保つため、カイロ・お湯・毛布でガード
 

箱の左側から出ている棒は、温度計です。                 
中の温度を一定に保つため、こまめに温度をチェックします。     
     

麹くん特等室はもちろん暖房完備。温かくしておやすみなさい・・・ではなく、たくさん働いて下さい!
  

「塩麹」などで名前はよく耳にしていましたが、美味しいお味噌作りに麹くんの活躍はかかせないそうです。


本日仕込んだ麹くんも大活躍する予定の1月25日からのエコツアー、まだまだ参加者募集中です。
詳細はコチラ→黒松内ぶなの森自然学校ホームページ

私にとっては初めての麹作り。いままでより麹を身近に感じ、お味噌作りがますます楽しみになりました。

(ちこ)

ハイキング倶楽部あるっくぅ 第7回 当丸沼トレッキング

2013年09月28日 19時00分20秒 | エコツアー・農山漁村ツアー


9月28日は第7回あるっくぅの日でした。
今回は、積丹の当丸峠にある当丸沼を訪れました。

札幌から、4名の方がご参加くださいました!

登山好きの方、本格的に写真を撮られる方、鳥好きの方、いつも来てくださる方…

少し紅葉の始まった当丸山のふもとをゆっくりと散策しました。


  

よく手入れされた登山道をしばらく行くと当丸沼に。

お茶を飲んでまったりと過ごしました。話はつきません。
 

こんなすてきなゼリーをいただきました。


スイレン。赤い花が咲いていました。

でも北海道の在来のスイレンはヒツジグサだけのはずなので、これはよそから来たもの…?
こんな人気のないところで…?

ツタウルシが真っ赤に紅葉していました。


小沼。トンボの写真を撮ったり…

池に落ちたトンボを「助けてあげて!」というご要望にお応えして…


見晴らしの良い広場には、休憩したくなるような机がありました。
正面に見える両古美山も色づき始めています。

「あっちもいい山なのよ。」と教えていただきました。
今度は両古美山にも行って見たいですね。

帰りは盃温泉に寄って汗を流しました。今回はみなさま2日続けてご参加くださったので、
夕方札幌からいらしたもうひと方を加え、夜はみんなで一緒に食卓を囲むことができました。


ぶな森代表の中国出張土産、7年寝かせたプーアール茶に、みんなで感動。

まりこさんのおいしいご飯をいただき、翌日に備えて早めに休みました。

(まやP)

ブナ林ガイドをさせていただきました

2013年06月25日 21時29分34秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
朝日旅行さんのご依頼を頂き、ブナ林のガイドをさせていただきました。

午前中は歌才ブナ林へ。
朝は肌寒く「黒松内はニセコより涼しいわね~」という声が。
黒松内は朱太川の流域の町で、太平洋から冷たい空気が抜けるのです、
と地形のことやクロマツナイは「和人の女性のいるところ」という
意味なのです、など、地形や歴史のことをお話しながらブナ林へ。


ブナの森自然学校でお昼ご飯を食べて、午後は島牧の賀老高原へ。
賀老の滝までおりた後、原生林を歩き、森の気をたっぷりいただいいて
帰りました。


皆さま植物にも詳しく、興味を持ってお話を聞いてくださるので、
とても楽しくご案内させていただきました。

来てくださってありがとうございました!

(まやP)

ハイキング倶楽部あるっくぅ 第4回 添別ブナ林

2013年06月16日 21時07分31秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
第4回目は添別ブナ林へ。


コシアブラを味見したり・・・


木のうろに入ってお地蔵さんのまねをしたり・・・


抱きごこちの一番ぴったりする木を探したり・・・


きつつきの仲間があけた穴を観察したり・・・



添別ブナ林のいいところは、入ってすぐにブナの木に
出会えること。この森の木は一度切られてから再生した
ものなので、歌才ブナ林ほど大きな木には出会えませんが
林床の草花や芽生えも豊富で、とても気持ちのよい森です。

ミズナラの1年生。帽子をかぶったまま芽生えていました。


広場で休憩してお茶を飲みました。



    

エゾハルゼミの鳴き声が降り注ぐようでした。


ブナの実もしっかりとついています!


ブナ林散策の後は白井川方面へ。

道の駅でまったりと休憩します。


合鴨農法の水田を見学。「かわい~」とみんな笑顔になりました。

まだ入れられたばっかりの合鴨(マガモとマガモを家畜化した
アヒルを交配させたもの)はびくびく。ぴよぴよ。

ここで収穫されたお米は、旭川の高砂酒造で、「ぶなのせせらぎ」
「ぶなのしずく」というお酒になります。


お昼ごはんは白井川のブナリンカフェへ。
 

おいしいスープカレー。一押しは、近くのみうらどうふさんの
おからの出ないお豆腐を使った厚揚げ豆腐のスープカレー。
お肉が嫌いな山村留学生にも好評でした。


お店の裏のフットパスへ。

丘の上からはよい景色でした。

来てくださった方々、ありがとうございました。
またいらしてくださいね。

ハイキング倶楽部あるっくぅ 第3回 余市エコハイキング

2013年06月15日 20時08分15秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
今回は札幌や千歳から5人の方が参加してくださいました。
朝から雨が降り、どうなることかと気をもみましたが、
このとおり!

よいお天気になりました。

プロバンスの丘を出発してゆっくりと下ります。
コマユミ、ヒロハツリバナ、トチノキ、ミズキ、シウリザクラ、
ウワミズザクラ、クリ、ナナカマド、花が咲いている木だけでも
このとおり、短い距離なのに種類が多い!
「まるで植物園みたい」と感動しながら、写真を撮ったり観察
したり。



ぶどう園の花が咲いていましたが、ヤマブドウも花が咲いていました。
みんなで味見。


余市福祉村の農園で一服させてもらいました。
ヤーコンのお茶を頂きました。おいしかったです。


さらにてくてく歩いて、スルジェ農園さんへ。

鶏や畑を見せていただきました。
スルジェ農園さんは、にわとりを育てて卵を出しておられ、
有機農法でお野菜を作っています。

お昼ごはんは余市テラスへ。

美味しくてヘルシーなお料理を頂きました。

余市川温泉に入って、札幌に帰られるかたとさよならし、
3名のお客様と一緒に黒松内に帰りました。

(まやP)

ハイキング倶楽部 あるっくぅ 第1回 積丹シララの道

2013年06月07日 19時57分16秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
5月25日に『ハイキング倶楽部あるっくぅ』第1回ハイキングが
開催され、積丹シララの道を歩きました。

当日は札幌と黒松内からご参加いただきました。

雨の予報もありましたが、幸い曇り空。
歩くのにちょうど良い気温です。
神威岬の島武意海岸の駐車場から出発しました。

灯台のある展望台。

ものすごい高度感の海岸高台です。



イタヤカエデの花が満開でした。


春の花が咲く小道を通ってゆっくり歩きました。


ヒトリシズカが咲いていました。


シララ姫と源義経の悲恋の言い伝えが残るシララ岩。

北へ行った義経を待ち続けるかのような後姿です。
シララとは、アイヌ語で岩のこと。

道南から積丹にかけて、アイヌの娘さんと義経の悲恋の
言い伝えが残る場所が多数あります。本当に義経が通った
かどうかは分かりませんが、戦いに敗れた武士が北海道に
わたった歴史は本当。きっと沢山の義経が同じような話を
生んだのでしょう。

そんな景色をみながらお茶とお菓子で一服。


約6kmをのんびり散策し、別の登山口へ下山。
こちらは小川が流れ、気持ちの良い森でした。


その後、神恵内の勝栄鮨さんでお昼ごはんを食べました!

おいしい!!

おなかがいっぱいになって、神恵内温泉へ。
とても塩分の強いお湯で、体がぽかぽかと温まる、いいお風呂でした。

(まやP)

黒松内 冬のエコツアー 第2弾 豆腐作り 終了

2013年02月25日 19時28分42秒 | エコツアー・農山漁村ツアー
2月23日、24日に今年度最後のエコツアー
お豆腐作り&スノーシューハイクを実施しました。

今回は6名の方がご参加いただきました。

1日目は、日本海が見渡せる高台に行く予定でしたが、
あいにくのお天気だったため、歌才ブナ林に変更しました。

ブナ林を2時間ほどスノーシューで歩き、
しりすべりなどを楽しんできました。


歩くには少し大変でしたが
新雪の上はふかふかでとっても気持ちが良かったです。

2日目はブナセンターにて、お豆腐作りを行いました。
講師は作開で酪農を営む畠山さんです。

出来たての豆乳の美味しさに感動!

今回の昼食は、
・黒松内産の黒豆おこわ
・昨年仕込んだ味噌と豆をつぶしてできた「呉」を使った呉汁
・出来たてのお豆腐を冷奴で
・油揚げ炒り炒りおから
・豆乳プリン
・おからドーナッツ
・畠山さん特製 生のじゃがいもサラダ

出来たてのお豆腐の美味しさがぎゅっと詰まった
贅沢な昼食となりました。

もちろん、作ったお豆腐はお土産に
お持ちいただきました。

1日目は雪の上を歩いて体を動かし、
2日目はヘルシーな大豆料理をいただき、
健康的な2日間のツアーとなりました。

雪の時期のブナ林、黒松内の景色もきれいですが、
また新緑、黄葉など季節によって様々な姿を見せてくれます。

また、別の季節にもぜひお越しくださいね♪

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!


(ふった)