自然学校発 黒松内だより

雪の魅力 再発見

1月27,28日に田舎の自然学校指導者養成講座
「雪の魅力 再発見」を行いました。

場所は岩見沢の北村にある北の生活館。
雪を考える会代表の秋田谷先生を講師に
1泊2日みっちりと雪について学ぶことが出来ました。

1日目は心配していた天気もよく,
まずは外でスノーマウント(雪洞)作り。

大きな袋に雪を詰めたものを3つ用意しその上に
雪をどんどんとかぶせ、雪の山を作っていきます。
山ができたら、穴を掘り袋を取り出すと、
5人ほど入れる大きさのものが、比較的楽に完成です。



次は雪の断面の層の観察。



スノータワー、スカイツリー、スノーランタンなどの遊びを体験します。



と、外で思い切り活動をした後はアイスクリーム作り。
牛乳、生クリーム、砂糖をまぜて容器に入れて、
塩と雪で冷やしながら攪拌すると、おいしいアイスクリームの出来上がり。



材料はとてもシンプル、作り方もいたって簡単なのに
コクがあって甘くて、驚くほどおいしかったです。


2日目は-20度というおそろしい朝の冷え込み。
昼になって温かくならないうちに、結晶の観察をします。



層によって結晶の形に違いあり、その形をみると
どの層から雪崩が起きるか予想できるのです。
今まであまりじっくり雪を見たことはなかったのでおもしろかったです。

いろいろな雪を観察したあとは、座学。
雪の発生、水の性質など勉強になることばかり。
缶を水蒸気の力でへこませる実験などもあり、水の力に驚きでした。

雪のいろいろな見方を知り、雪の不思議やおもしろさを
感じることのできた1泊2日でした。

かじか

コメント一覧

みな
さすが、秋田谷先生だね
「雪崩」の勉強会で秋田谷先生の講演を聞いたことがあるけど、実習はなかったんだ。袋をつかった「雪洞」づくり、なかなかにいいね。スゴク、実践的だよ。短時間でとにかく、安全に「泊まれる」空間を確保する・・・。僕もやってみようと・・・。
丁寧な学習会の報告、ありがとうね。
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