2021年からぶな森のキャンプに何度かボランティアで来てくれていた
北大の留学生、パキスタン出身のイルターザとミャンマー出身のムーン。
二人が大学院を卒業し、本州に就職が決まった🎉ということで、
北海道を離れる前にぶな森に来たい!と黒松内に遊びに来てくれました。
キャンプで一緒になった子ども達とも会えたら…
という二人の希望もあり、
急遽祝日に日帰りイベントを実施!
町内から3人の参加者が二人に会いに集まってくれました。
内容は、二人のリクエストで
・思い出のミズナラの巨木に会いに行く
・焚き火でマシュマロ
です!
イルターザとムーンが黒松内に来るのも丸二年ぶり。
久しぶりに会って、成長したみんなの姿にびっくり&喜んでいました。
まずはグラウンドで一遊び。
先月、中国の子ども達と一緒に作ったかまくらの様子をチェック。
掘り出したらまだ穴がありました。
温泉大好きなイルターザに雪風呂をプレゼント(?)
さて、準備もできたので、車に乗って出発!
峠のうえなので、風が冷たい。
エッサホイサと雪の上を、四足歩行になりながらも進みます。
坂はゴロゴロ転がる作戦。
あっという間に雪まみれ
何度も休憩をしながら、ミズナラの巨木に近づいていきます
なにせ大きい木なので、少し遠くからでも他と比べて太い枝が見えてきて…
着いたー!!
木の全体がみえてくると、
みんなからも”大きい…”の声が。
そして、”あれ?”という声も。
そうなのです、実はこのミズナラ、
この一年ほどの間に、大きな枝が折れてしまいました。
中も空洞が広がっていて、これからどうなるか。。。という状態だそう。
それでも前の春には枝先に葉を生い茂らせていて、まだ生きています…!
太さを見てみようと手をのばしても全然足りません。
歩いているうちに深い雪で
靴に雪が入ったりしたので、
ガムテープグルグル作戦で足をガードしたら、
少し周りを散策したり、
折れて落ちが枝に降り積もった雪の上でゴロンしたり。
大人と比べてもこの太さ。
周りで過ごさせてもらっているうちに、
雪と風が吹いてきたので、記録に写真を撮って撤収!
ちなみにこちらが、約2年前、2022年3月30日にほぼ同じ角度から撮った写真。
違いが一目瞭然ですね。
別れを惜しみつつ、寒くもなってきたので来た道を戻ります。
四足歩行な人が増えました。
進んでは休んで、進んでは休んで…
風で枝や冬の間もまだ枝に残っているブナの葉がサワサワする音に
聞き入りながら、このままここで一眠り…
となりそうなところ、がんばって帰ってきました!
キッチンで持参したおにぎりとあたたかい豆腐の味噌汁(豆腐は作開の地域の人たちとちこも一緒につくった手作り豆腐!)、
まりこさんのお漬物をいただきました。
最後に、外で焚き火タイム!
雪も降ってきましたが、かまわず焚き火。
イルターザ達が、”みんなで食べたい”と、
スモアセット(ビスケット、チョコレート、マシュマロ)を用意してくれました。
マシュマロを火であぶって、チョコレートと一緒にビスケットではさんで、あむっ。
さらに、マシュマロをお鍋にいれてとかし、ポッキーやポップコーンにつけて、マシュマロフォンデュ。
飴細工のようにもなったりして。
最後はみんなでパチリ。
北海道を離れる前にみんなともう一度会って、思い出のミズナラに会えて、
二人もとても喜んでいました!
ありがとう!!
札幌から来てくれていた二人にも、ありがとう!
下の写真は過去のキャンプ中の様子です。
二人が作ってくれたミャンマー語とウルドゥー語のアルファベット表は、
今も自然学校に掲示してあります。
前回、2022年春休みのキャンプでミズナラの巨木に会いにいったときの様子は
こちらから↓
次にまた会えるときまで、みなさんお元気で!!
(ちこ)