前2回の小田急2200形に続き今回は2220形の話題です。
2220形は1958年に4両固定編成で4本16両製造。座席はオールロングシートですが長距離急行用としてトイレを編成中1箇所設置、また行灯式の行先方向幕も初めて採用。 その後、4両固定編成から2両固定編成に変更。そのため中間電動車に運転台を新設、同時にトイレと車内の両開き式仕切ドアの撤去も行われました。
2両化された2221ー2222ですが原形スタイル 喜多見駅付近
単灯ヘッドライト・貫通ドア脇の銀色の手摺りと「急行」のサボがなんとも良いですね!!! 当時、江ノ島線系統の急行・準急の方向幕には「○」印が表示されていました。
2灯化された2236 参宮橋駅
運転台が新設された2230 運転台新設車は若干ですが偏平顔 登戸駅
2220形および2320形は屋根に大きな特徴的なベンチレーターを設置
下り急行 登戸・多摩川橋梁
多摩線で最後の御奉公をする2224-2223+2222ー2221 新百合ヶ丘駅
2224の貫通ドア脇の手摺りは最後まで塗装されずに銀色のままでした
今回は小田急の2220形の話題でした。車内放送用スピーカーパネルに装飾された「OER」の文字はなかなかオシャレでした。
スタイル的にも個性があって良い車両だったと思います。