将棋名人戦7番勝負第1局の2日目があり
2023/04/06 20時過ぎ、先手の渡辺明が、投了したようです。
「名人」と「竜王」のどちらが「上か」について
いろいろ言われておりますが、もう一度言いましょう。
歴史価値:
江戸期にさかのぼる「名人」がぐっと「格上」。
これまで毎日新聞と朝日新聞が醜い争いをしていました(Web上でも有料会員記事が多いのが毎日/朝日で、どっちがより悪いかは今の話題から外れる)。
懸賞金額:
契約書を見たわけではありませんが、将棋連盟と読売新聞との契約では、昭和期にさかのぼる(9段戦~10段戦の後継である)「竜王」が上とされ、「毎日と朝日の協賛」の隙間を突いた読売が「契約書にそう書かせた」ものらしい。
実際の「格式」は別として
契約上は、すべて「竜王」が「格」 上らしく、将棋連盟もそれにしたがっておりますが、私は「そう書かせた将棋連盟」の落ち度だと見なしております(そうとう当時の将棋連盟の経営が悪く、それに読売が付け込んだか)。
もう一度言いますが、「契約書上の格も契約金は竜王が上、「実質の格は名人が上」。これですっきりしましたか(笑)。
日本人も「格式を天皇に与え 、実権を他に(武家や国民に)与えた」のであり、それを一時「格式/実権ともに天皇に与え ようとした」のです。
なお、第2局目は
静岡県で 2023/04/27-28 に行なわれる予定。
さてさて、皆様はどう思われますか。