見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
面白かった!
なんか、ちょっと懐かしい感じのする邦画でした。
っていうのも、いい人っぽい極道が諸悪の根源だったり、極道の親父とその娘・組織の派閥争いだったり、個性豊かな殺し屋たちだったり。
福士誠治が主演っていうのはなかなか見なかったなって思ったけど、やっぱりすごい人だったんですね。
脇を固めるキャストもよかったですよ。
個人的には唯の親友のヒロくんね、あの役よかった。
最初は「おや…?」と思ったけど、なんか見てるうちにめちゃくちゃ自然な高校生って感じで馴染んでいく速度がすごかった。
あと本人の見た目がっちりしてたけど、めちゃくちゃ殺陣こなしててビックリした。
というか本作に出てるアクションしてる人たちほんとすごかった。
JK殺し屋の片っぽ(真面目そうな方)は現役のスタントウーマン(パンフより)らしくて、なるほどなと思いました。普通にかっこよかったから、スタントダブルじゃなくてアクション女優としてもっと出てきてほしい。
チンピラ殺し屋とかオタク系サイコ殺し屋とか、漫画とかにありそうな設定がまんま実写で出てくるのは結構テンションあがったよね。「あるあるだわぁ~」って思ったけど良かった。
そしてなんといっても、前野朋哉のサイコっぷりがガチすぎてすごかった。感想が頭悪すぎ。
外野が「跡継ぎに嫉妬させて高め合わせてるんだ」なんて言うもんだから、最初の印象から「あーダメそうな人か」って思わせてからの、あっさり発砲して形勢逆転は気持ちよすぎるくらいにサイコでした。
しかもめっちゃ笑ってるし、人を撃つのにも楽しみを求めるあたり本物だったよね。
心許してるのは、小さいころから付いていたあの側近の人だけか…って思ったけど、全然そんなことはなかったぜ。ていうか小さいころから~っていうのも妄想だし。
まあ、これだけ危険な組織のトップにたつものとしては、ゴマすり裏切り男はただの危険分子だから、あの判断は合理的ではあるんだよね。
最後の最後、血にまみれた場所で一筋の光を浴びながら息絶える男と、薄暗い場所から光差す場所へ歩を進める少女の対比が綺麗だなって思いました。
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