見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
不思議ワールドだったなぁ。
短編集『ゾッキA』『ゾッキB』を三人の監督、竹中直人・山田孝之・斎藤工が1本の長編映画にする、という奇想天外な作品。
なんかもうこれだけですごい。
原作のゾッキはまったく聞いたことも見たこともなかったんですが、この映画を見た限りだと、そうそう変なんだろうなって。いい意味で。
上手く表現できないけど。
目には見えないふわふわした何かをつかもうとすると、自分もその中にすうっと混ざってしまって、その何かの一部になってしまうんだけど、そこから抜けたいと思ったら抜け出せる、みたいな。
なんか、そんな気分。
冒頭の吉岡里穂の牛乳吹き出しでつかみはバッチリだったし、松田龍平の掴みどころのない凡人もハマってたし、ちょっと近寄りたくないヤバさの伴くんと優しすぎる牧田の二人の距離感とかもなんかよかったし、福くんもう17歳か、こういう役やる年頃かって思ったし、竹原ピストルの大味ガッハッハな親父がいそう感すごかった。
なんかこの映画見終わった後に、これはなんだったんだろうなって色々考えてたけど、結論としては「まあ、こういうとるに足らない不思議なことって時々あるよね」でした。
ゾッキ!
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