クリフハンガーな人たち③

2008-04-10 02:26:56 | 20XX年うつうの旅
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 キーワードで括られることを僕は嫌う。「あぁ(電球!)だからか!!」ってな感じなんだけど。例えば、風邪をひいたら、風邪薬を飲んで治っちゃうのが、気に食わない。風邪の素となるウィルスは、風邪薬にやられることを前提に暴れちゃいないだろうし。どの程度かは、定規で計れる訳はないけど、多分、必死だ。

 一瞬一瞬の必死さが、大したことのない思い込みや、社会通念や、モラルやマナーによって駆逐されるのが気に入らない。必死に応えることができない人たちが、群れて、近寄って来て、諭す構図。力のある、学級会が大好きな人たちはニコニコ微笑んでいる。

 そんな、永遠を目指す人たちが、嫌いだ。永遠に迎合し永遠にすり寄る。決して、突破は試みない。ただただ、近付いて行くだけ。どうせ、勝てないから。永遠の周りにたむろするだけ。何らかの理由を上手につけて。

 そんな僕が、境界線上に居る人たちに出会った。全く違うルールで動いていて、都合の悪いことは感じなくて、逃げれなくて。でも、それでもわりと、必至で。勝手に出会って、勝手に衝撃を受けたのは、実は気のせいだろうと思う。(思い込みに対して、特に自分発信の思い込みに対して、コテッといってしまうのは、僕の最大の弱点かもしれない。)僕の衝撃は、特に彼らの一番遠くにあるものなんだろう。だから、彼らはいつも孤独なんだと思う。「こりゃ、駄目だあ…」と僕が思ったのは、ホンノ…入り口に過ぎなくて、そっから先の、彼らの抱える憤りは余程僕から離れているだろう。ポテトチップスとカップラーメンぐらいは、離れているに違いない。ポテトチップスとカップラーメンの距離を計ると地球を4周半する、らしい。…余りに、…遠い。


 だけれども、たとえ不愉快だとしても、ホントは遠くても、とりあえず目の前に存在するものは、質量を持ち、時には僕に迫ってくる運動を持つ。えっと…、宇宙人が話しかけてくる。そん時は、圧倒されてしまう。よほど、体調が良い時にでさえ。


 結論を言うと、ただ、知らんぷりができないだけなのかもしれない。自分が、弱いから。自分が未熟だから…。余計に恐怖を感じて(?)薄い新書を無暗に読み漁っている自分が、その象徴なんだろう。

 それはそれで、適当なんだけど。



 理解なんて、それこそ幻想の、象徴だから…。






編集の後記によせて:
>恐怖を感じて(?)薄い新書を無暗に読み漁っている自分が、その象徴なんだろう。
↑で、始めに、いきり立っているくせにサクッと話から反れてる。僕は、ぢぇんぢぇん、戦えていない。


 





 

 

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