あらすじ。粗末な地図とおんぼろのレザージャケットを着ておんぼろのブーツを履いた僕は、古い街で途方に暮れていたわけで、そこに現れたおっちゃんの話。いまになって、ふと思い出して、あれこれ捻くり回してみたんだ。他にすることは、幾らでもあるのに…。今回は、長いっす。
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ハンガリーのブダペスト、僕が持っている大きな縮尺の地図は東欧をほぼカバーするが、当然、街の地図などはカバーしていない。半分だけ乗り方が分かったような地下鉄は余り多用することができない。したところで、駅の読み方すら分からないから、そこに何があるかなんてもんは、雲の上だ。従って、仕方なく、歩くことにした。そしたら…!? . . . 本文を読む