月刊!山岳民族という、月刊ではない月刊誌を出していた頃の仲間(僕の方が格下なんだけど…)が、音信が無いなと思っていたら、店を出していました。 . . . 本文を読む
ギザギザした頭を持て余していたので、山に入ることにした。時折、まま、山には『道』がついており、谷間を縫うだとか、稜線をなぞったりしている。どれも、何処かへは連れて行ってくれる『道』だ。その道の先には、白いモノがあった。それだけで、十分だった。*関係ないけど、はなみずは『ビニールハウスの骨格を譲ってくれる方』を探しています。 . . . 本文を読む
『山岳民族』という集団を結成したのは、数年前。隊長ではない僕が仕切り、半ば運営している。規律を軽視し、自由を尊重した為、隊長を含めた隊員はバラバラになってしまい、実質上「結成しなくてもよかったんじゃね~の?」といった事態に追い込まれている。隊長はもとより、隊員の士気は下がっていない筈だけど…、誰と誰がメンバーだったのかが思い出せない。 . . . 本文を読む
ちょいダメ人間にとって、逃げ場があるというのはいいことだ。そこが、そんなに居心地の悪いところでなければ尚更で…。何から逃げるのか?逃れるのか?その対象は?外にあるのか?それとも、内にあるのか?戦わない30歳は、野に消える。 . . . 本文を読む
山岳民族のオリジナル・メンバーに『M』という人物が居る。別名を、『プロゴルファー・Mさる』。彼は遊びのプロフェッショナルだ。何せ、山頂でエスプレッソを淹れる男である。ダッチオーブンでピザを焼いて、厚焼き玉子を厚く巻いてくる男だ。その内、キャンプ場で温泉を掘り始めるかもしれない…。
割り箸を忘れる習性を引いたとしても…愛すべき男です。
僕はよくMさると行動を共にする。彼の遊びに付き合うと面白い . . . 本文を読む
僕の膝には、余計な重さがかかっている。通販で買った1000円のセーターと人から貰ったウールのジャケットは10月20日に対抗するには至らなかった。二枚履いた靴下も機能するには至らなかった。最善と思った装備を、奥羽から吹き降ろす風は気にも掛けなかった。羊たちが文字通り身を削ったウールの感触は今はバックパックの中で重さにかわり、通販の温もりは、今余計な汗を呼んでいる。秋空の下、山小屋を修復した想像も付か . . . 本文を読む
月明かりの中、僕の背中を押すもの…。それは…松浦あや。そう、ラジオから聞こえて来るあややの声。彼女の声に集中し、熊を忘れ、恐怖心がつくりだす幻覚を避ける。…オールナイト・ニッポン、「デフリバ全員集合!」デフリバ…?バリ!筆(ふで)??詳しいことはよく分からないが、彼女たちのやっていることは川柳ではない。ピンクが好きで仕方ない女の子、ママに耳掘りを頼む女の子、等などで構成される個性的なメンバーと自称 . . . 本文を読む
怖いだろうなぁ…確か、怖かったなぁ…。極限状態だろうなぁ…。半径10キロ以内に誰も居ないんだもんなぁ…。誰か一緒に行ってくれないかなぁ…。朝日が昇るの見れるのになぁ…。何してるんだろうなぁ…。普通に考えたらバカなんだろうなぁ…。山頂はマイナスだって、言うしなぁ…マイナス…。雪なんか降ったら笑えるよなぁ…。でも、俺バカだしなぁ…。行くんだろうなぁ…。 . . . 本文を読む
月曜日に「里山を訪ねる。」というテーマで、家の窓から見える山に登った。雫石町の鴬宿温泉の近くにある男助山です。登山、温泉、生ビールってのはやっぱりゴールデン・トライアングルでそれを備える雫石は偉大だ。
山に入る、何の変哲もない低い山である。道脇の栗は悉く拾われており、里山ならではの生活臭が漂う。偶には、珍しくもない雑木林を愛で、何処にでもあるような花や植物を冷やかすのもいい。しばらくすると通行止 . . . 本文を読む
山頂は風速15mだったらしいです。もう、台風です。そして、気温は4℃。夜に岩手山に登ると首が疲れます、懐中電灯で地面を照らして歩くからだと思います。ストイックに進み雲の上に出ると途端に雨は止みます。そして、風が強くなります。眼下に今まで我々を悩ませていた黒い雲が広がります、そして夜景は見えなくなります。心が折れそうになった時は叫びます、「アエィーーー!!」って、これはシュートボクセアカデミー(SB . . . 本文を読む
目指すは標高2000m!懐中電灯を右手にに、バーボンを左手に、冒険をしてきます。実は明日も仕事です、職場の皆さんバカな私をお許しください。この病気には特効薬なるものは無いのです。アメリカで使用されている薬はとても高価で手が出ません。主治医には「せめて、病状が進行しないように…」と言われていましたが、禁断症状に耐えられそうもないのです。甘美な、冒険というウィルスに侵されてしまって…。
次回、更新出 . . . 本文を読む